平凡社新書
なぜ日本人はイラクに行くのか

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  • サイズ 新書判/ページ数 222p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784582852646
  • NDC分類 916
  • Cコード C0231

内容説明

泥沼化するイラク情勢―自衛隊の派遣、人質事件、ジャーナリスト・人質の殺害事件等、もはや他人事ではすまされない。イラクツアーを組んだ旅行会社社員、NGOメンバー、親日家のイラク市民、サマーワからのラジオ中継を続けるお米屋さん、四人の自衛隊員、拘束された安田純平さん、人質となった今井紀明さん、射殺された故橋田信介さんの妻・幸子さん、作家の雨宮処凛さん。イラクを訪ねた理由、現地で見たこと、感じたことは何か?一二人の声を重ね合わせる中に、「イラクの真実」が見えてくる。

目次

第1章 市民たち(イラクツアーを組んだ旅行社のスタッフ・川名昭広さん;NGOの声・西村陽子さん ほか)
第2章 自衛隊員(坂口誠さん・施設隊通訳幹部二等陸尉;山村清次さん・本部管理中隊通信小隊陸曹長 ほか)
第3章 ジャーナリスト、作家など(拘束事件の当事者・安田純平さん;フリージャーナリスト橋田信介さんの妻・橋田幸子さん ほか)
終章 なぜ私はイラクへ行くのか(戦争報道はしばしばショーと化す;イラク人の大半は明るく笑っていた ほか)

著者等紹介

吉岡逸夫[ヨシオカイツオ]
1952年愛媛県岩城島生まれ。新聞記者。米国コロンビア大学大学院修了。青年海外協力隊を経て、カメラマンから記者に。93、94年東京写真記者協会賞、95年開高健賞受章
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Humbaba

2
危険であることが目に見えている状態のイラクになぜ向かうのか。その答えは人によって異なっている。仕事で機会があったからそれに応募するという人もいれば、ある意味では生きているという実感を覚えるためにという人もいる。様々な思惑はあったとしても、いずれにせよそこでしかできない経験は詰める可能性が高い。その意味では考えを持って行った人には行っただけの価値はあったと言える。2024/05/03

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