内容説明
儒教的な習慣が生活の中に根付いている韓国には、会話の上でもさまざまな尊敬表現がある。と同時に、この国には楽しい「ためぐち」(パンマル)も豊かに存在している。韓国人と心を通わせ、腹を割って話すためには時と状況に応じて、パンマルを使いこなすことが必要になる。人間関係を深めるために必要な「ためぐち」を楽しく学べる、ハングルなしの画期的入門書。
目次
第1章 さあ、声をかけよう
第2章 いつだって男と女
第3章 驚いてばかりもいられない
第4章 飲んだり食ったり
第5章 何事もスピーディに
第6章 若者コトバはすぐ変わる
第7章 本気で喧嘩がしたいなら…
第8章 軍隊をお忘れなく
第9章 これも覚えておくといいよ
著者等紹介
四方田犬彦[ヨモタイヌヒコ]
1953年兵庫県生まれ。明治学院大学文学部芸術学科教授。幅広い領域で批評活動を展開
金光英実[カネミツヒデミ]
1971年静岡県生まれ。清泉女子大学卒業後、韓国に渡る。中央日報日本サイトエディター、誠信女子大(韓国)講師など多方面で活躍
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
おかむら
31
ハングルなし(発音をひらがなで 書いてある)の韓国語入門書。しかもくだけた友だち言葉の。下ネタもあり面白かったー。罵倒語的なやつは大好きな韓国映画(グロいやつ)にいっぱい出てきてそう。今度からは注意して聴き取ろうっと! ただ2005年 冬ソナブームのすぐ後に出た本なので古さも感じる。あの頃は今より日本は嫌韓の度合いが少なかったのかしら?なんか今は韓国大嫌いって人と韓国カッコいいって人と二極化してる感じ。2021/05/27
霧
3
少し古いけど、ためぐちを通して韓国の文化、社会の入り口にいける本。こういう解説があると助かる。 カタカナ表記のみ(索引にはハングル)で書いてあるのが逆にいいのかもしれない。2016/05/04
あゆみ
2
オルチャンは定着したね。2017/09/17
leo
2
なかなか、面白くためにもなったけど、本文中にハングルがあってもいい気がした。2011/06/28
Shinobu Asakura Yamamoto
1
韓流ドラマや映画を見ていれば、ぱんまる(タメ口)がいやでも耳につく。実際どんな言葉があるのか、興味本位で手にしてみれば、なかなかシモの話まであって面白い。だいぶ昔の発刊なので、今では変わっていたりもっと新しい言葉も増えてるだろうけど、あー使い方間違えてたあ!という赤っ恥なことも発見したり、近くて遠いお隣さんを知る一つの手としてはよい。2020/08/16