平凡社新書<br> カエルを釣る、カエルを食べる―両生類の雑学ノート

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平凡社新書
カエルを釣る、カエルを食べる―両生類の雑学ノート

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  • サイズ 新書判/ページ数 209p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784582852172
  • NDC分類 487.85
  • Cコード C0238

内容説明

人間にとってカエルとは何か?あるいは、カエルにとって人間とは…?日本でもアジアでも昔から、田園の可愛い生き物として、鳴き声を楽しむ対象として、そして美味しい食材として、カエルは身近な存在でありつづけてきた。そして現代、環境問題を映す鏡にもなっている。カエル釣り歴なんと六〇年!の著者が贈る、可愛くて美味しい両生類をめぐる雑学オンパレード。

目次

第1章 カエルの昔と今
第2章 カエルを釣る
第3章 カエルを食べる
第4章 カエルの民族動物学
第5章 カエルの環境学
第6章 カエルの近縁者たち

著者等紹介

周達生[シュウタッセイ]
1931年神戸市生まれ。動物生態学・民族学専攻。国立民族学博物館名誉教授
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

海星梨

5
蛙繋がりで『青蛙堂鬼談』と一緒に借りました。著者の文章の楽しみかたが分からず、わりと苦痛な読書に。蛙は後ろ足からはえる、サンショウウオは前足からはえるなど面白い話はあったのですが、冗長というか論点が行方不明というか構成力不足というかなんというのやら。2020/02/23

スズツキ

4
学術的なことはほとんどなく、著者の幼少期からのカエルとの関係や世界各国のカエル文化について。疲れた時にもダラダラ読めてよかったです。2015/04/12

こにいせ

3
カエルにまつわる滋味豊かなエッセイ。視点は理系と文系の間くらいだろうか。文章の表現は少々堅いが、そこまで難しいことは書いていないし、文章の意味が非常に取りやすい。中・高校生くらいに是非とも読んで欲しい新書。げこげこ。2010/04/21

うたまる

2
まさか新書で、このタイトルで、内容がカエル雑学エッセイだとは思いもしなかった。まったりとした少年時代の思い出話から始まり、学術的な分類論、カエル釣りや料理の下拵えなどの技術論を経て、カエル文化論へと至る。「ライスカレー黎明時の肉はカエルか鶏」「英語圏でのfrogsとtoadsの違い」「虫の音を楽しむ習慣は中国にもあったが、カエルの鳴き声を楽しむのはさすがに日本だけ」などに感心。普段なら挿入される写真はカラーの方がいいが、今回ばかりは白黒が正解。123頁のウシガエルの皮剥ぎ写真はモノクロでも卒倒ものだった。2017/08/24

Koji

1
なんだかボヤけた感じ。もう少し深い内容でもついていけたような気がする。2021/02/11

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