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平凡社新書
和食の力

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  • サイズ 新書判/ページ数 213p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784582851748
  • NDC分類 383.8
  • Cコード C0239

内容説明

「食事は命の基であると同時に、生活の基でもある。かつて三度の食事は家庭教育の場でもあった。」今、食事が変わり、家事のかたちが変わる中で、人間までが変わってしまったように思える。かつて私たちが食べていた「和食」には、さまざまな知恵と工夫があり、人をつくる「力」があった。「昭和のくらし博物館」館長である著者が、研究者として、生活者として語る「食」。

目次

1 和食の力家事の知恵(失われる和食のシステム;出汁 ほか)
2 食の風景(蕎麦打ちは紳士の教養?;食事の作法 ほか)
3 歴史の中の食(魚好きの日本人;箸と匙 ほか)
4 台所と道具(台所、近代的で快適に;システムキッチン ほか)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ミカママ

55
しょっぱなから「和食の出汁談義」で、耳の痛いお話でした。たま〜に昆布で出汁をとることはあっても(お粥や湯豆腐限定)、煮干し、鰹節での出汁とりは、学校時代の家庭科の調理実習以来、経験のない私。そう言えば、日本の両親の家には昔、鰹節を削る箱があったのに、あれはいつから見なくなったんだろう、なんてことも考えながら。古き佳き和食を慈しむ著者の気持ちは理解できるけど、時代はもう、そっちの方向を向いてないよなぁ、と寂しく思いました。2014/11/29

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