内容説明
日本は二八もの国立公園を擁する、世界有数の自然が豊かな国だ。しかし、国立公園は野生生物保護から景観保護、林業とのあつれき、そこに暮らす人間の生活との関わりなど、さまざまな問題を抱えている。環境省の誕生で、はたして国立公園行政はよい方向へ歩み出すのだろうか。知床、釧路湿原、尾瀬、熊野、西表、屋久島、小笠原などをたずねて日本の国立公園の現状と未来を問い、自然保護とよりよい利用のために大胆な提言をする。
目次
第1章 国立公園のおいたち
第2章 知床から考える
第3章 木の国の国立公園
第4章 国立公園の縮図
第5章 複雑な国立公園システム
第6章 野生生物保護への動き
第7章 新しい国立公園への試み
第8章 上高地の試み
第9章 リゾート法と国立公園
第10章 理想の国立公園
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
goro@the_booby
58
国立公園とは何ぞや?と加藤さんの著書を手に取りました。本書中は28か所となってますが現在は35か所もあるんだ。それぞれ置かれた地域によって様々な問題があるんだね。地種区分が3種類あって公園内でもバサバサと木を切れたりするらしい。国有林は林野庁の財産で環境省といえども口出しできず、風景が主で動植物は蔑ろ。天然記念物の指定は文化庁。利益を生み出せない環境省は予算も少なくパークレンジャーは300名弱。民間団体の助力なくしては成り立たないのではないか?かけがえのない自然を後世に残せるのか課題は山積みだわ。2019/12/10
みい⇔みさまる@この世の悪であれ
2
◎…日本の国立公園はこんなにひどい現状だったということを知って、愕然としました。一人一人の意識がないと…2008/12/20
キール
0
2000年発行の本なので古い情報はあるかと思うが、日本の国立公園についてや、それを取り巻く人々について知ることができた。2025/10/18
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