感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
nakmas
7
手近にあったのでざっと読み。 数の悪魔の訳者、丘沢氏の、おそらく随筆。 バッハは繰り返し再生に最適。 なるほど。 ゲーテなどドイツ系の解釈などは、この人に寄るとよさそう。2025/01/08
kuukazoo
3
無理しない。がんばらない。中途半端でよし。くり返すことの喜び。と、言葉で書くとつまんないけど、著者は自分のからだの体験を通してこういう感覚を手に入れた。そこが大事なんだと思う。寄せ集めエッセイっぽいけど、ところどころ響く感じがいい。2012/10/25
southern
2
丘沢先生初読。土屋先生や森先生のような全編の統一感はないのだけれど、いくつかのエッセイは文学や音楽、運動、著名人などがユーモアをもって題材にされていて、高尚なナンシー関といった様相でしたw 文中で女の中の女と称された橋本治さん。興味がわいてしまった。2015/12/08
アキハル
1
題には偽りあり(マンネリズムとまったく関係のないエッセイもいくつか入っている)だが、むしろそっちの部分が楽しいかも。「レクリエーション・スポーツを楽しむ独文学者のこぼれ話」。2012/02/29
よしどん
0
クラシック音楽はあまり聞かないし、哲学関係の本も読んだことがないので、内容に付いて行けていない部分が多々あるが、幾つかの箇所で「はい、はい、そうだよね。」と共感できる部分があった。自分も何か肩に力を入れずにマンネリ化できるものをみつけたいものだ。特に最後の方の20~23章が自分にすんなりと入ってきて心地よかった。2015/11/07