英文学者がつぶやく英語と英国文化をめぐる無駄話

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英文学者がつぶやく英語と英国文化をめぐる無駄話

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  • サイズ 46判/ページ数 240p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784582839128
  • NDC分類 830.4
  • Cコード C0082

出版社内容情報

鴻巣友季子さん推薦!
時空間を自在に旅するうちにイギリスの生活と歴史が「音」で見えてくる!
そこでは生と死の境すら一筋縄ではいかない。

試験に絶対出ないユニークな英単語、異様に長い地名、階級や地域と密接に結びついた発音の違い……。奇妙でユーモラスなイギリス英語から浮かび上がる、英国社会の今昔。含蓄の深さに唸り、ときどき爆笑、読みどころ満載の教養エッセイ!


<目次>
はじめに――英語とは何か

第1章 奇妙なイギリス英語の世界
虹の覚え方、あるいは薔薇戦争/最も長い英単語/試験に絶対出ない英単語/蝶と蛾――単語の「境界」をめぐる比較文化/スプーナーとスプーナリズム――言い間違いが生み出す笑い/英語の辞書に関する無駄話三題
コラム 少年たちのための読書案内

第2章 一筋縄では行かない発音の話
クイーンズ・イングリッシュへの裏道/Estuary English――近頃の若い者の英語
コラム クールな発音、クールでない発音
英国の方言――デヴォン編/英国の方言――リヴァプール編

第3章 英語で旅する英国
英国の地名――イングランド編/英国の地名――スコットランド、ウェイルズ編
コラム 植えてはいけない帰化植物
ピーター・ラビットが残した風景――ビアトリクス・ポターと湖水地方/エクセター文学紀行/アルカディアは「理想郷」か
コラム 地球温暖化が伝統的ファーストフードに及ぼす影響

第4章 英国文化は英語表現に学べ
倫敦地下鉄広告――コピーに見る英国的ユーモア
コラム オクスフォード・コンマ
英国のスーパーストアに見る階級事情/ジョージ・オーウェル的紅茶道
コラム 紅茶文化の衰退
TownとCityはどう違うのかという話/映画に見る英語表現――『ラヴ・アクチュアリー』/ミスター・メンとリトル・ミス――英語キャラクター絵本の人気シリーズ/書店をめぐる日英比較文化論

おわりに――英語の不規則性など

<著者プロフィール>
明治学院大学文学部英文学科教授。東京都出身。明治学院大学文学部英文学科卒業、同大学院博士後期課程満期退学。博士(文学)(筑波大学)。愛知大学教授、大妻女子大学教授を経て現職。おもな著書に『ウィリアム・ゴールディング──痛みの問題』(成美堂)、『ファンタジーと歴史的危機──英国児童文学の黄金時代』『ナルニア国物語解読──C.S.ルイスが創造した世界』『英国庭園を読む─―庭をめぐる文学と文化史』『ファンタジーと英国文化──児童文学王国の名作をたどる』(以上、彩流社)、『英国ファンタジーの風景(大妻ブックレット2)』(日本経済評論社)、『ジョンソン博士に乾杯──英米文学談義』『文学に飽きた者は人生に飽きた者である』『現実と言語の隙間──文学における曖昧性』(以上、共編著、音羽書房鶴見書店)など。

内容説明

奇妙でユーモラスなイギリス英語から浮かび上がる、英国社会の今昔含蓄の深さに唸り、ときどき爆笑、読みどころ満載の教養エッセイ。

目次

第1章 奇妙なイギリス英語の世界(虹の覚え方、あるいは薔薇戦争;最も長い英単語 ほか)
第2章 一筋縄では行かない発音の話(クイーンズ・イングリッシュへの裏道;Estuary English―近頃の若い者の英語 ほか)
第3章 英語で旅する英国(英国の地名―イングランド編;英国の地名―スコットランド、ウェイルズ編 ほか)
第4章 英国文化は英語表現に学べ(倫敦地下鉄広告―コピーに見る英国的ユーモア;英国のスーパーストアに見る階級事情 ほか)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

はるま

15
主に小説を読んでいる僕からすると、本作は普段はあまり手にすることのないエッセイ というか教養たっぷりの内容 タイトルの語尾の無駄話は、いえいえとんでもないご謙遜です 英語を学ぶ学生はもとより、英語に携わる方ならどんなに面白いだろうか(僕自身、どちらでもないにも関わらず興味深い内容でした)「言葉は日々変化する。それは英語に限ったことではないが、英語は世界のあちこちで使われていることもあって、その変化の速度が尋常でない。だから辞書も頻繁に改訂される。」〜引用 英国を旅してみたいな(観光客でなく旅人としてね)2023/01/12

10
長い地名「Llanfairpwllgwyngyllgogerychwyrndrobwllllantysiliogogogoch」、絶対に試験に出ない英単語、英国のスーパーで見る階級社会、There is no rule without exceptions(例外のない規則はない)話など、おもしろおかしい話が繰り広げられる。大学の英文学科の講義を聴いているような、タメになるかと言われたら頭をひねるけれど無駄な知識でもないような、そんな一冊。2023/08/23

ganesha

6
英文学の専門家による英語とその背景にまつわる雑学集。「男子学生の間に勉強や読書を「めめしいこと」と考える風潮があり、勉強など出来ない方が「カッコいい(cool)」という考え方が蔓延している」ことに驚き、アルカディアと紅茶考察を興味深く読了。ジャファケーキ食べたい。2023/02/07

オールド・ボリシェビク

6
面白い。英語というのは不規則な変化など、不思議な言語で、又、地域的な差異も大きい。学ぶと深い言語だなと思う。どこの国の言語もそうだがな。日本における英語学習は、その深さに達することなく終始しているような気がしてならない。 2022/11/10

keik29

6
図書館本。たまたま新着本の棚で見かけて、楽しそう・面白そうだな、と。たまに小説以外が読みたくなる。2022/11/15

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