“戦後文学”の現在形

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“戦後文学”の現在形

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  • サイズ 46判/ページ数 469p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784582838503
  • NDC分類 910.26
  • Cコード C0091

出版社内容情報

終戦以降現在まで、日本の現代文学の総括的な評価・分析を行うという、類例のない評論集。日本文学を代表する60作品を選び論評を加える。文学運動・作家論などコラムも充実。

内容説明

坂口安吾から多和田葉子まで、瀬戸内晴美(寂聴)や司馬遼太郎、松本清張や宮部みゆき、金石範や中上健次、津島佑子といった新たな視点で選んだ“戦後文学”の60作品を、震災を経た「戦後」後の状況下で読み解き、混迷する「いま」の位相と様相を浮かび上がらせる。

目次

プロローグ “戦後文学”の現在形
1期 一九四五~一九七〇年(坂口安吾『戦争と一人の女』―あさましさの肯定と寄る辺なさ;原民喜『夏の花』―「顔」との遭遇;武田泰淳『蝮のすえ』―上海で迎えた「戦後」 ほか)
2期 一九七一~一九八九年(大西巨人『神聖喜劇』―今なお生々しい社会の「縮図」;李恢成『砧をうつ女』―「母」なる「戦後」;東峰夫『オキナワの少年』―「一本の軍用道路にしがみついているコザの町」 ほか)
3期 一九九〇~二〇二〇年(笙野頼子『居場所もなかった』―常識人の健全な妄想;松浦理英子『親指Pの修業時代』―上演される“性”;奥泉光『石の来歴』―生成する個人史、堆積する戦後史 ほか)
エピローグ 新型コロナウイルス禍のなかで

著者等紹介

紅野謙介[コウノケンスケ]
日本大学文理学部教授

内藤千珠子[ナイトウチズコ]
大妻女子大学文学部教授

成田龍一[ナリタリュウイチ]
日本女子大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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かもめ通信

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戦後文学から現在を考えるというコンセプトのこの本は、戦後文学の60作品の解説と13のコラムからなっていて、3人の編者を含め総勢37名の書き手も、若手からベテランまで豊富な人選、目次だけでも一見、二見の価値があった。ひととおり目を通しはしたものの、まだまだ読めたとは言えそうにない奥深い1冊。2021/02/17

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