ふだん着の寺田寅彦

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ふだん着の寺田寅彦

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  • サイズ 46判/ページ数 285p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784582838411
  • NDC分類 910.268
  • Cコード C0042

出版社内容情報

胃を悪くしても甘いものや煙草、コーヒーが止められず、医者が嫌いで、子どもに対しては異常なほど心配性……。寺田寅彦の背中を追い続けてきた著者が描くとっておきの姿。

内容説明

あきれられるほどの甘い物好き。胃を悪くしてもやめられぬタバコ、珈琲。子どもへの暑苦しいまでの心配癖。意外と癇癪持ち。医者を信用しない…。寅彦の背中を追ってきた物理学者が描くとっておきの姿。

目次

第1章 甘い物とコーヒー好きの寅彦
第2章 タバコを止めない寅彦
第3章 癇癪持ちの寅彦
第4章 心配性の寅彦
第5章 厄年の寅彦
第6章 医者嫌いの寅彦と業病の由来
第7章 日記に見る戦争と関東大震災
第8章 書簡に読む社会批判

著者等紹介

池内了[イケウチサトル]
宇宙物理学者。1944年兵庫県生まれ。京都大学理学部卒。同大学院理学研究科博士課程修了。理学博士。専門は宇宙論、科学技術社会論。京都大学助手を皮切りに、北海道大学助教授、東京大学助教授、国立天文台教授、大阪大学教授、名古屋大学教授、総合研究大学院大学教授などを歴任。名古屋大学・総合研究大学院大学名誉教授。『お父さんが話してくれた宇宙の歴史』で産経児童出版文化賞JR賞・日本科学読物賞、『科学の考え方・学び方』で講談社出版文化賞科学出版賞、『科学者は、なぜ軍事研究に手を染めてはいけないか』で毎日出版文化賞特別賞を受賞。世界平和アピール七人委員会委員、軍学共同反対連絡会共同代表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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trazom

54
寺田寅彦の日記・書簡や、周りの人たちの書いたものを総合して、ふだん着の寅彦像を炙り出そうとする池内先生の目論見は、見事に成功である。「外では温厚な常識人、家では癇癪持ちで過干渉な家長」という寅彦の二面性がよくわかる。「控えろというなら死んだほうがまし」という極度の甘い物好きも微笑ましい。医学と医者を徹底的に軽蔑した寅彦。物理学者には、医学を科学だと認められなかったのだろうが、それが命を縮めることになる。寅彦の人間的な弱さも赤裸々に描写されるが、著者の眼差しは、寅彦への愛情と尊敬に溢れていてとても温かい。2020/07/17

トムトム

25
100年前に現代の最先端の科学者と同じ発想・予測をしていた人、天才!だからといって、聖人君子ではないというのも面白いと思います。寺田寅彦さんを貶めるための本ではなく、こういう面もあったようですという本。寺田寅彦ファンでしたら、ニヤニヤできると思います。2022/03/23

ポカホンタス

4
寅彦研究の手始めに読んだ。興味深い内容だった。2022/01/09

takao

3
ふむ2020/08/04

るな

1
寺田寅彦の書簡や日記、さらに家族、友人、知人の回想録などから、寅彦の素顔に迫ったもの。寅彦の信奉者でなければここまで細かい分析を試みることはないだろう。その時々の寅彦の想念を丹念に追いかけている。寅彦が、劇作家の別役実や作家の安岡章太郎と親戚関係にあることにも驚いたが、今年の映画界の話題をさらった「ドライブ・マイ・カー」の濱口竜介監督がこれに加わり、文芸に秀でた一族の系譜に連なるのだと納得。レオナルドダヴィンチとも称される多芸多才な寅彦だけど、その人となりには親近感を覚える。2022/12/30

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