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内容説明
ケルトと日本は世界の両耳飾り。エンヤ、ユーミン、山口智子、佐野史郎、中沢新一、松山巖ほか全16名の探求者と、ユーロ=アジア世界の東西の極みから縦横無尽に語り尽くす待望のダイアローグ!現地撮り下ろし写真とともに1万キロを駆け抜ける!
目次
1 深淵なるケルト―ケルト文明とヨーロッパ(鶴岡真弓と行くアイルランド―ユーミンのスーパーウーマン 松任谷由実;ふたつのヨーロッパ 中沢新一;ケルトの音楽も文様も無限循環の構造を持っている カルロス・ヌニェス;オスカー・ワイルド―複数の肖像 富士川義之;『神話思考』をめぐって 松村一男;現代ケルトの歌姫 エンヤ)
2 ケルトと日本―ユーロ=アジア世界の大交流(呼吸する写真 川内倫子;闇をことほぐ―宮崎県「銀鏡神楽」の神々と精霊に出会う旅 山口智子;出雲とケルト―「つながっている」生と死、そして再生 佐野史郎;ケルトの西、シンシナティの南―クレオールするペイガニスト 西成彦;日本とケルトの共振―岡本太郎・縄文からディズニーまで 赤坂憲雄)
3 渦巻の美―文様に秘められた思い(文様と装飾の世界―かたちの始原を訪ねて 松山巖;謎の「文」を行く 松本夏樹;いけばなの軸線を貫く装飾する魂/人の手で生まれなおす花 中村英樹;“かそけきもの”は転換期に輝く 青柳正規;生命の渦巻く形 中村桂子)
著者等紹介
鶴岡真弓[ツルオカマユミ]
多摩美術大学教授・同大学芸術人類学研究所所長。1952年生まれ。早稲田大学大学院文学研究科修了後、アイルランド・ダブリン大学トリニティ・カレッジ留学。専門はケルト芸術文化、ユーロ=アジア文明の生命デザイン交流史研究。日本におけるケルト文化・ケルト芸術理解の火付け役となる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。