内容説明
このトシになっても、初体験の日々だとは。加齢の変化、去り逝く友、にわかに蘇る思い出…楽しくビターな第3弾!!
目次
1 かえがたき(話せばわかる、犬や猫にも;勧誘もここまできたか ほか)
2 新発見(初めてのいねむり体験;はなとプライド ほか)
3 終活なんて(はなの誕生日プレゼント;憑依する快感 ほか)
4 年はめぐり(病室の母;コンブください ほか)
5 うつろいて(ごめんね、はなちゃん;MKさんの思い出 ほか)
著者等紹介
藤堂志津子[トウドウシズコ]
札幌市生まれ。1987年「マドンナのごとく」で北海道新聞文学賞を受賞。88年「熟れてゆく夏」で第100回直木賞を、2003年「秋の猫」で第16回柴田錬三郎賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
わんこのしっぽ
30
「はなちゃん」に会うために読んでるエッセンス集(笑)はなちゃんとのやり取りが目に浮かんでくる。犬を飼ってない人からみたら、この子のために死ねない。って表現はビックルするかも知れないけど、そうそうそう!と深く頷く。背筋を伸ばした凛としたお姿も、はなちゃんの溺愛っぷりも、見習わなければ!2017/01/29
こちゃら。
22
なかなか面白く読了。3巻から読みましたが1と2も予約しました。犬飼いからすれば実に、思入れが入る内容(笑)うちの犬も言い聞かせればわかるので、人前でも言い聞かせています。えぇ、他人に何と思われてもね(笑)2017/08/12
縞子
17
私の親以上の年なんだけれど、気負ってなくて何だか分かるところも多々あって、大好きなエッセイ。4も楽しみにしてます!2017/02/07
柊
16
1.2は未読だが、エッセイなので問題なし。ご自身で「犬バカ」と書かれているように、愛犬はなちゃんの溺愛っぷりたるや!笑いながらも、自分の側にも犬がいた生活を思い出してちょっとしんみりした。散歩に行く時は徘徊老人に間違われないようにきちんとした格好をする心得は、来たる老後のために覚えておこう。少し出てくる苔が好きな話も面白かった。1.2には闘病や介護のことも書かれているのだろうか。読んでみよう。2017/01/10
まり
7
図書館本。とうとう読み終わってしまった。今のところ、この続きが出てないし…はなちゃんに会えないと思うと寂しい。今回はのっけから、はなちゃんが大変なことになってハラハラした。はなちゃんが相変わらず散歩嫌いなのは微笑ましい。はなちゃんの人間語の理解力に驚いた、我が家は長い人間語は首をかしげて聞いてくれる…理解は半々。でも私も犬も説明したらわかると思ってる。そして最後の1行にも私も共感だった。2024/03/19
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