生きる勇気、死ぬ元気

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  • サイズ B6判/ページ数 218p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784582834406
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0047

出版社内容情報

命あるものは例外なく死を迎える。ならば死を楽しくむかえられるような人生を送ることができないだろうか。今までの健康観、死生観を大転換する衝撃の人生訓。死は生の終着点でないことを実感。

内容説明

気持ちよく生き、気持ちよく死ぬために。

目次

第1章 覚悟ある生きかた
第2章 理想の死にかた
第3章 最後の時間のすごしかた
第4章 型破り、死の儀式のヒント
第5章 まだ見ぬ「死後の世界」について
第6章 死の壁を超える養生とは
第7章 究極の生命エネルギーの高めかた

著者等紹介

五木寛之[イツキヒロユキ]
1932年、福岡県生まれ。両親と共に朝鮮半島へ渡り、小学校時代をソウルですごす。中学1年の時ピョンヤンで敗戦を迎え難民生活ののち、38度線をこえて南へ脱出、福岡へ引き揚げる。1952年、早稲田大学に入学するも学資が続かず中退。ルポライター、放送作家、編集者など多くの職業を経て、66年、小説現代新人賞、67年に直木賞を受け、衝撃的なデビューをはたす。吉川英治文学賞を受賞した長編『青春の門』は、総発行部数が2200万部をこえるロングセラーとなり、文庫発行時の初版部数100万部(上下巻)は現在も出版界最大の記録となっている。批評・評論活動も注目を集め、第50回菊池寛賞を受ける。他に泉鏡花文学賞特別賞、仏教伝道文化賞など受賞多数。ニューヨークで発売された英文版『TARIKI』は大きな反響をよび、2002年度ブック・オブ・ザ・イヤー(スピリチュアル部門)に選ばれた

帯津良一[オビツリョウイチ]
1936年、埼玉県生まれ。61年東京大学医学部卒業。東京大学医学部第三外科、共立蒲原総合病院外科、都立駒沢病院外科医長などを経て、82年埼玉県川越市に帯津三敬病院を開設し院長となる。現在は同名誉院長。西洋医学に中国医学や代替療法を取り入れ、ホリスティック医学の確立を目指す。現在、医療の東西融合という新機軸を基に、ガン患者などの治療にあたっている。2000年「楊名時健康太極拳21世紀養生塾」を設立、塾頭となる。民間療法への造詣が深く、治療に積極的に取り入れるほか、講演や大学での講義なども行っている。医学博士、日本ホリスティック医学協会会長、日本ホメオパシー医学会理事長、水輪の会特別顧問(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

銀の鈴

19
死と養生についての対談。とても読みやすい内容です。死ぬまで、生命のエネルギーを高め続けて、虚空(死)の世界へ旅立とうという内容でした。生は、死への準備期間という面白い発想です。私は死によって、誰かと会えなくなることが耐え難く辛いと感じます。この辛さや悲しみや寂しさをどう乗り越えていくのかのヒントは得られなかったかな。帯津先生しても五木氏にしても、活動を通じて多くの人と繋がっているから、孤独感はないのだろうなと思いました。生きがいがあれば人は生きていけるということでしょう。2017/09/09

みか

6
死ぬ時に生命エネルギーを最高に持っていく。 そんな風に考えた事はなかったなぁ。2014/11/22

とりさん

3
生き方はよく問われるが、死に方を話す事は少ない。よく生き様が美しいと言われるが、死に様も人となりが出るのかも知れないと思った。お二人共戦争体験者であり、幼少の頃から死が身近だった事、ホリスティック医学の確立を目指す帯津さんの医療現場での話も含まれており、リアルな話が多かった。宗教や土地柄で死についての捉え方は異なるが、死ぬと言う事は皆同じであり逃れられない。だからそこ、安らかに死を迎える覚悟が必要である。死後の世界へ元気に旅立つと言う考え方は興味深いなと思った。2020/07/26

阿呆った(旧・ことうら)

2
対談形式で読みやすい。不安とは、「突き詰めれば自分の居場所がなくなること」らしい。確かにそうかも。2015/10/03

よっちん

2
新聞でホリスティック医学の被害についての記事があったけれど、この本を読んだらちょっと違うのではないかと感じる。帯津さんは治しよりも癒しを強調されているし、もともと根治など目指してはいないだろう。砂糖玉や布団で癌が消えるなど本気で信じるのは霊感商法でだまされるのと同じで、それはだまされるほうもぼんやりしていると思う。この本を読んで死ぬ覚悟が必要だと強く感じた。2010/12/28

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