内容説明
深田久彌歿後40年。日本の山旅を愛し、自らの山行と構想により「日本百名山」を定め、ヒマラヤ、中央アジアへと足を伸ばして行った姿を愛情込めて語る。
目次
1 深田久彌その山と文学(深田久彌・その山と文学;戻ってきた山の便り;二つの深田碑;松原四丁目;昭和文学謎の名品;小谷温泉と雨飾山;未定稿「萬山第一」について)
2 『深田久彌・山の文学全集』解説(わが山山;山頂山麓;わが愛する山々;瀟洒なる自然;日本百名山;雲の上の道;ヒマラヤの高峰(上)
ヒマラヤの高峰(中)
ヒマラヤの高峰(下)シルクロードの旅
中央アジア探検史
九山山房夜話)
著者等紹介
近藤信行[コンドウノブユキ]
1931年東京都生まれ。早稲田大学文学部仏文科修士課程修了。文芸評論家、山梨県立文学館館長。著書に、『小島烏水―山の風流使者伝』(大佛次郎賞受賞、創文社)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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