内容説明
カエルのケロロとネズミのチュッチュ、それに金色とさかのオンドリと灰色ハリネズミ―4ひきの動物が小さなお城で楽しくくらしています。そこにオオカミとキツネとクマがやってきます。さぁ、たいへん!小さな動物たちは知恵をしぼり、力をあわせて、悪い動物たちに立ち向かいます。
著者等紹介
マルシャーク,サムイル[マルシャーク,サムイル][Marshak,Samuil Yakovlevich]
1887‐1964。ロシア西部の工業都市ヴォロネジ生まれ。父は工場技術者。少年時代にペテルブルクへ移るが、ユダヤ系であるために迫害を受ける。詩才を認められ、文芸批評家スターソフの知遇を得、1907年から雑誌に詩を発表。ゴーリキーやシャリアピンの援助でロンドン大学に留学し、翻訳詩も多数紹介した。1920年、戦災孤児を励ますため、音楽家や画家や俳優と協力して、ロシア南部のクラスノダール市に“子どもの町”を設立。その町の子ども劇場のために児童劇を多数手がけた
ワスネツォフ,ユーリー[ワスネツォフ,ユーリー][Vasnetsov,Yurii Alekseevich]
1900‐1973。ロシア北西部の都市ヴャトカ(現キーロフ)近郊の村で、司祭の家に生まれる。ペトログラードの芸術文化研究所でマレーヴィチにキュビスムを学び、同時代の画家や最新の西欧絵画に触れる。芸術アカデミーで師事したレーベジェフに“国立出版所児童書部”に誘われ、挿絵を描くかたわら学校で美術を教えた。ロシアの豊かな民話の世界を深い愛情をこめて描き、国民的挿絵画家の地位を確立する
片岡みい子[カタオカミイコ]
新潟県生まれ。1975年、東京外国語大学ロシア科卒。70年代半ばよりソ連の体制批判派を擁護する運動を始め、90年代は取材や支援活動で頻繁に訪露(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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