星海社FICTIONS<br> 切断島の殺戮理論

個数:
  • ポイントキャンペーン

星海社FICTIONS
切断島の殺戮理論

  • 森 晶麿【著】
  • 価格 ¥1,870(本体¥1,700)
  • 星海社(2024/03発売)
  • 読書週間 ポイント2倍キャンペーン 対象商品(~11/9)
  • ポイント 34pt
  • 出版社からのお取り寄せとなります。
    入荷までにおよそ1~3週間程度かかります。
    ※商品によっては、品切れ等で入手できない場合がございます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【出荷までの期間】
    ■通常、およそ1~3週間程度

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆上記期間よりも日数がかかる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆品切れ・絶版等により入手できない場合がございます。
    ◆品切れ・絶版等の確認に2週間以上かかる場合がございます。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • 店舗受取サービスはご利用いただけません。

    ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
  • サイズ B6判/ページ数 368p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784065351420
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

文化人類学の学徒たちが“地図にない島”で遭遇する!
異様な世界(クローズド・サークル)、異常な殺戮(ジェノサイド)、異形な真実(アルゴリズム)!

帝旺大学人文学部文化人類学科の最強頭脳集団・桐村研が現地調査に赴いたのは、国家に隠匿された地図にない島ーー鳥喰島。
江戸時代に囚人の流刑地とされたその孤島には、身体を切断する成人儀礼を始めとする奇習を存続させた〈鷲族〉と〈鴉族〉が存在していた。
“欠落を美と見做す”彼らの閉鎖世界で発生する連続殺人……これは無計画の連鎖か、計画された虐殺か?
惨劇を追認する推理の果て、異形の真実が剥き出しにされるーー!

内容説明

帝旺大学人文学部文化人類学科の最強頭脳集団・桐村研が現地調査に赴いたのは、国家に隠匿された地図にない島―鳥喰島。江戸時代に囚人の流刑地とされたその孤島には、身体を切断する成人儀礼を始めとする奇習を存続させた“鷲族”と“鴉族”が存在していた。“欠落を美と見做す”彼らの閉鎖世界で発生する連続殺人…これは無計画の連鎖か、計画された虐殺か?惨劇を追認する推理の果て、異形の真実が剥き出しにされる―!

著者等紹介

森晶麿[モリアキマロ]
ミステリ作家。1979年、静岡県生まれ。第1回アガサ・クリスティー賞を受賞し、2011年に『黒猫の遊歩あるいは美学講義』(早川書房)でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

yukaring

69
これは好みがはっきり分かれそう。非日常な世界観が半端ない尖った感覚のミステリ。江戸時代に囚人の流刑地だった鳥喰島へフィールドワークへ訪れた桐村研。この島では"欠落"を美しいと見なす風習があり、成人の儀式として皆身体の一部を切断される。島の中は〈鷲族〉と〈鴉族〉の二つの勢力が拮抗しており一触即発の状態。そんなクローズドサークル環境で起こる連続殺人。身体の一部を切り取られた死体は何を意味するのか?そして主人公たちが知ることになる島の更なる異常性と島民が崇める「酉鬼」の正体。まさに異様な物語の異形の結末だった。2024/05/30

aquamarine

60
地図にない島・鳥喰島に現地調査に訪れた、帝旺大学人文学部文化人類学科の最強頭脳集団・桐村研。江戸時代に流刑地とされたその孤島で欠落を美と見做し奇習をも存続させる人々。この閉鎖世界で彼らは連続殺人に巻き込まれ…。最初の論文を完成させた時点くらいから怪しい匂いはしていたけれど、やっぱり!とはいえ、細かな伏線を綺麗に拾い集めて犯人を推理する様には圧倒される。まあ時々そんなのわかるか!とか思ったし、まさかの回収にも驚いた。メフィスト賞と言われたら納得の一冊。私はこういうのもありでいいけど、確かに好みは分かれそう。2024/08/14

雪紫

60
「な、なんじゃこりゃー!!!」積読本に登録した際の読友さん達の反応に納得!!?こんなに大量の登場人物、覚えきれるのかな・・・?とか疑われたせいで、生きてる内に体斬られるん゙じゃの不安や恐怖が杞憂に終わるレベルで止まらなくなる。星海社はどれだけ化け物ミステリを産み落とせば気が済むのか!異形の風習と痛そうで痛くないロジックと「文句など言わせぬ!」な、組み上げられた無駄なき伏線が斜め上に飛ぶ!!泰巳とヒース先輩のやり取りは癒やし。ラストのあれはあれで本望な感強め。好きだわこれ。再読でも体をさすりたくなる1冊。2024/07/03

オフィーリア

56
舞台は欠落こそ美とされる文化を持つ絶海の孤島。常識の一切通じぬその島で巻き起こる常識外れの殺戮の嵐。文化人類学の観点から徹底的に掘り下げて入念に構築した舞台設定を最後になにもかもぶっ壊していくぶっ飛んだ結末に拍手。 最高の異形ミステリでした!2024/08/31

猿吉君

55
人体部位切除にカニバリズム、これを聞いてげっ!と思った人は読むのを避けた方が良いです。①トンデモ系好きな私でもこの作品は難物でした、グロい描写もありますし。②もうやたらめったら人が死にます、大量に。③しかしながら謎解きは本格的、と最後までは思ったのですが・・・④文章が独特でいつも少しギャグが入ってます、これも好き嫌いあるかも。⑤羽かあ。点数70/100→最後のオチ含めて近年読んだ中でもぶっちぎりに振り切れてます、しかしつまらないかというとそうでもない、不思議な作品でした。2025/10/30

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/21848015
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ドワンゴ」にご確認ください。

最近チェックした商品