内容説明
ミスター神保町が語る書物文化の豊かさと面白さ。日本には書物文化の華がある。日々多くの古本が行きかう神保町暮らし７０年の蘊蓄を惜しげなく開陳した古本エッセイ集。
目次
百万塔陀羅尼
六度陀羅尼
勅版日本書紀
藤原定家の「興風集」
自筆本「奥の細道」
近世文書
忠臣蔵の文献
江戸のロシア見聞記
異国を伝える
良寛の書〔ほか〕
著者等紹介
八木福次郎［ヤギフクジロウ］
１９１５年兵庫県明石市生まれ。３３年旧制加古川中学校卒業後、上京して古今書院に入社。３６年より『日本古書通信』の編集に携わる。６３年日本古書通信社代表取締役となり、今日にいたる（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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へくとぱすかる
27
「神保町の生き字引」が９２歳のときに出版された著書。すでに1999年の時点で、電子本やインターネットの普及について書いているのは、さすがである！ こういう老年期を送れる人に、私もなりたいくらいだ。明治・大正の文学書の出版、伝来について、なかなか知ることができない事情がくわしく書かれている。わずかだが、ミステリやマンガにも触れられているのも、見逃せない。2016/01/07
takao
2
ふむ2023/01/26
