公爵夫人のふわふわケーキ

カール，ヴァージニア【作】〈Ｋａｈｌ，Ｖｉｒｇｉｎｉａ〉/灰島 かり【訳】

平凡社（2007/02発売）

• サイズ A4判／ページ数 1冊(ﾍﾟ／高さ 27cm
• 商品コード 9784582832969
• NDC分類 E
• Cコード C8771

内容説明

むかし、ある国に、１３人のおひめさまとおとうさまとおかあさまがすんでいました。おとうさまは「公爵さま」、おかあさまは「公爵夫人」とよばれています…。アメリカで５０年以上も子どもたちに読みつがれてきた愛らしい絵本。おはなし絵本の楽しさを存分に味わえるヴァージニア・カールの代表作。

著者等紹介

カール，ヴァージニア［カール，ヴァージニア］［Ｋａｈｌ，Ｖｉｒｇｉｎｉａ］
１９１９～２００４。１９１９年にアメリカ、ウィスコンシン州ミルウォーキーに生まれ、育つ。ミルウォーキー・ダウナー・カレッジで美術を専攻し、続けてウィスコンシン大学で図書館学を学んだ。卒業後はミルウォーキー公共図書館にライブラリー・アシスタント兼デザイナーとして勤務。１９４８年にアメリカ軍の図書館員として、ドイツ、オーストリアなどに駐在し、その時にヨーロッパのあちこちを旅したことが、その後の絵本作りに生かされている。１９５４年にはじめての絵本『ウォルフガングはでかけた！』（未邦訳）を刊行し、ユーモラスな物語とシンプルでかわいらしいイラストで、人気となる。図書館での仕事を続けながら、絵本の創作にも力を注ぎ、愉快な登場人物がまきおこす楽しいお話と素朴で愛らしいイラストで、子どもに愛される絵本を、数多く描き残した

灰島かり［ハイジマカリ］
国際基督教大学卒業後、編集者、コピーライターの仕事を経て、英国ローハンプトン大学大学院で児童文学を学ぶ。子どもの本を中心に、英米文学の翻訳、研究に携わる（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[♪みどりpiyopiyo♪]

むかし、ある国に、13人のおひめさまとおとうさまとおかあさまがすんでいました。おとうさまは「公爵さま」、おかあさまは「公爵夫人」とよばれています…。■ふわふわ楽しい絵本を読みました。お嬢様育ちのおおらかさと言いますか、公爵夫人の大胆なケーキ作りが楽しくて♪　どんどんふわふわになっていくケーキに わくわく ドキドキ☆　■この本、本当におおらかでいいなぁ。アメリカの古典絵本の復刊ブームで再発見された作家だとか。現代の絵本に通じる おおらかで和やかな作風が、安心して楽しめました。（1955年）

2019/04/12

[ねむねむあくび♪]

なんともユーモラスで愉快な絵本♪あかるい♪(⌒∇⌒)公爵夫人も公爵もお上品に破天荒♪(笑)「かわりのおかあさん」はダメでしょーヽ(・∀・)ノ(笑)面白かった♪（~▽~＠）♪♪♪余計な道徳も無く、どこまでも明るく楽しい、良い作品でした♪

2013/08/29

[たまきら]

シンプルな絵に限られた色彩なのに、楽しく読める一冊です。おいしそうで、冒険がたくさん出てきて…公爵の暴言はどうかと思いましたが、ダッチェスはおおらかで素敵です。レシピ知りたいなあ。

2020/02/02

[mntmt]

とてもとてもおおらか。

2018/08/05

[しぃ]

絵がかわいいし話も楽しいけど、公爵！新しいお母さん連れてこようか？ってどういうこと！？泣いてる娘をあやすために軽く言う台詞じゃないでしょうがぁ！！その台詞があるので我が子には読み聞かせしたくないですw

2023/10/02