内容説明
奥州水沢に生まれた後藤新平は、薩長藩閥主流の時代にあって、内務省衛生局長から台湾総督府民政長官、満鉄総裁、そして外務大臣から東京市長、東京放送局総裁に至るまで、多彩かつ創造的な活動を繰り広げた。明治から昭和にかけて、その異能と行動力、先進性で日本をリードし、国民に愛された開明政治家の生き方を描く。
著者等紹介
星亮一[ホシリョウイチ]
1935年仙台市生まれ。作家。岩手・一関第一高校卒業。東北大学文学部国史学科卒業。日本大学大学院総合社会情報研究科修士課程修了。『奥羽越列藩同盟』(中公新書)で福島民報出版文化賞、地域の文化活動・テレビ出演などで平成16年度NHK東北ふるさと賞を受賞
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感想・レビュー
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あきこ
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後藤新平ってなんとなく名前は聞いたことがあるけれど、何をした人だっけ?後藤象二郎と親戚?なんていう私でしたが、読んで良かった。こんな素晴らしい人が日本にもいたんだという思いが湧いてきた。明治にはこういう無私の精神で世の中のために尽くしたひとはたくさんいるけど、その生い立ちや台湾での活躍、満鉄の総裁時代、政府の要人として、やり遂げた仕事は歴史に残っている事業だ。何より、時代を超えて未来を予測した仕事は素晴らしい。今、こういう政治家がいれば・・・・。さらに鶴見俊輔のお祖父さんだったというのも驚きでした。2012/02/14
半べえ (やればできる子)
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★★★★★2020/05/11
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