ねっこぼっこ

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  • サイズ A4判/ページ数 1冊(ペ/高さ 29cm
  • 商品コード 9784582832624
  • NDC分類 E
  • Cコード C8771

内容説明

さあおきなさいこどもたちもうすぐはるがやってくる…。ねっこぼっこは土のなか、大地のかあさんといっしょにすんでいます。うきたつ春、かがやく夏を楽しんで、こがらしふくと、かあさんのもとへともどります。美しい四季のめぐりを愛らしい小さなものたちとともに見つめるオルファースの代表作。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ヴェネツィア

299
作者(絵と文)のジビュレ・フォン・オルファースはプロイセンの人。第1次大戦中に亡くなっているようなので、本書は古典的な部類に属する絵本。お話というほどのものがあるわけではないが、大地が春の陽光に目覚め、夏を迎え、やがて秋、冬と循環する季節の巡りを詩情豊かに描いたもの。絵本としての生命はむしろ絵にこそあるだろう。パステルカラーで描かれる大地の精霊たち(それは幼児の姿をとっている)の姿が、生物も無生物も生きてあることの喜びを静謐のうちに語るのである。2024/05/30

yomineko@ヴィタリにゃん

60
ねっこぼっこ。その言葉の響きがかわいい😻😸😻何だか猫の子どもみたい!!!春になるとねっこぼっこが目覚めます。春っていいな。。。と思える作品です(#^.^#)2023/06/24

がらくたどん

59
人気の高い平凡社版。前後扉裏の見開きいっぱいに童話館が表紙に使った根っこちゃん達のシルエット(しかも表側と裏側で行列の向きが違う演出が心憎い)が描かれているので読み始めから読み終わりまで物語の世界を楽しめる。巻末にはオルフォースの詳しい解説と訳者の秦理絵子氏による福武版の訳者生野幸吉氏への想いが掲載されていて資料としてもありがたい。訳はコンパクトでリズミカル。小さい子どもが自分で読むにしろ大人が読み聞かせるにしろ口に出して楽しいテキストなので人気なのも肯ける。幸いこちら、福武版に比べて入手もしやすい♪2023/03/18

☆よいこ

53
ドイツ古典絵本。はるになり、ねっこぼっこは目を覚ます。鮮やかな服を用意し虫たちをきれいにかざる。森の中、小川のほとり、野原の片隅でねっこぼっこたちは遊ぶ。やがて秋になり、ねっこぼっこは大地のかあさんのもとへ帰る。▽2019/10/01

Rosemary*

51
長い冬から目を覚まし草花たちが芽吹く色とりどりの光の世界へ。四季の移ろいが暗から明へ美しく描かれています。木枯らしご吹くころ、又、大地のお母さんの元へ。表情もみな様々でとっても可愛い絵本です。「ねっこぼっこ」の響きもいいな。2014/10/19

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