内容説明
スネイプ先生があんなにいじわるなのは、なぜ?最後に「みぞの鏡」にハリーの両親の姿がうつらなかったのは、なぜ?ハーマイオニーがガリ勉なのは、なぜ?ハグリッドが怪物をかわいがるのは、なぜ?ハリーがいじわるな叔父さんの家にあずけられるのは、なぜ?たくさんの「なぜ」が「なるほど」に変わる魔法の本です。
目次
太陽の鍵―赤毛のロンとウィーズリー家
月の鍵―シリウス・ブラックとセブルス・スネイプ
星の鍵―ハグリッドと愉快な仲間たち
火の鍵―ハーマイオニーとジニー・ウィーズリー
水の鍵―マルフォイ親子とダーズリー親子
地の鍵―ヴォルデモート卿とみぞの鏡
風の鍵―ギルデロイ・ロックハートとリータ・スキーター
著者等紹介
小谷真理[コタニマリ]
1958年、富山生まれ。北里大学薬学部薬学科卒。SF&ファンタジー評論を中心に活躍。やおい、コスプレ、アニメなどのサブカルチャーにも広く関心をよせる。日本SF作家クラブ会員。『女性状無意識』(勁草書房)で第15回日本SF大賞受賞(1994年)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
まみ
3
娘が図書館で見つけてきた本。ハリーポッターの物語をハリーの周囲にいた登場人物にスポットを当てて解説していく。彼らの人格形成に大きく影響を与えたであろう出来事や生い立ち、環境。また、物語の伏線となっている話の解説も書いてある。更にJ.K.ローリングが参考にしたであろう作品や、ハリーポッターの雰囲気のルーツを味わえるファンタジー小説の紹介などもある。本書の最後には登場人物さくいんも。実は深い深いハリーポッター!もう一度第1作から読み直したくなった。2013/11/10
( ̄∀ ̄)
0
作品論としては幼稚で、小学生が読むには少々難解かもしれない。 ハリーポッターを知り尽くした小学生が読むレベルの文学論。 少々こじつけがましいところも有。2013/08/16
陽色
0
7つの鍵を丁寧に解きほぐしてくれたので、全巻読み終えた後のお楽しみが増しました。2009/07/31
ほっそ
0
参考資料として、読みました。来年5巻以降読みます。2008/12/15
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- 和書
- 刑務官 新潮文庫