天山山脈薬草紀行

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  • サイズ B6判/ページ数 297p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784582829655
  • NDC分類 499.87
  • Cコード C0047

内容説明

青く澄みきった空のもと、高原のお花畑を騎馬で進む。幻の雪蓮花を求めて断崖をよじ登る。二台のランドクルーザーで三二八五キロを疾走する。悠久の大地で、少数民族との心温まるふれあいを通して、民族薬学の源泉にふれる旅。

目次

第1章 白銀の天山山脈を越え、緑のホータンへ
第2章 ホータンのウイグル医学
第3章 ウルムチから西へ
第4章 薬草の果子溝をぬけ、国境の街イリへ
第5章 ニロク高原をひた走り、お花畑の軍馬牧場まで
第6章 国防公路で雪蓮花を採り、生薬の集散地の新源まで進む
第7章 高原のナラジから、モンゴル族のバインブルクまで
第8章 仏教の故地クチャから、シルクロードを東へ
第9章 石油の街コルラから、海面下のトルファンへ
第10章 冠雪のポゴダ峰を望み、ウルムチへ帰還する

著者等紹介

難波恒雄[ナンバツネオ]
1931年、大阪市生まれ。1954年、大阪大学医学部薬学科卒業後、同大学院。薬学博士。1970年、富山大学薬学部教授、1978年、富山医科薬科大学和漢薬研究所教授、和漢薬研究所所長。現在、富山医科薬科大学名誉教授。民族医薬食料研究所所長

池上正治[イケガミショウジ]
1946年、新潟県生まれ。1970年、東京外国語大学中国語科卒業。作家。中国の文化に関する著訳書多数
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感想・レビュー

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de sang-froid

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 1995年中国科学院の協力を得て敢行された日中合同の一ヶ月に渡る天山山脈の薬物資源調査の記録。珍しい高山植物が数多く出てくるのですが、とりわけ雪蓮花という花が印象深い。どんな香りがするのか嗅いでみたい。当時の様々な民族の人々やその地の食べ物やその値段がでていたりしています。2009/08/12

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