アジア特電 1937~1985―過激なる極東

アジア特電 1937~1985―過激なる極東

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  • サイズ B6判/ページ数 588p/高さ 20X14cm
  • 商品コード 9784582823639
  • NDC分類 956

内容説明

〈超大国日本〉はどこへ行くのか!世界を震撼させた数々の歴史的瞬間をかいくぐったフランス人ジャーナリストが、〈戦火と革命の半世紀〉をふりかえり、〈過激なる極東〉の現在と未来を問う。

目次

第1章 シベリア横断鉄道―収容所群島を通って(1937)
第2章 上海―通りの先で戦争が(1937~1938)
第3章 スパイとジャーナリスト(1938~1941)
第4章 真珠湾からヒロシマまで―日本の体験(1941~1945)
第5章 マッカーサー時代の日本(1945~1946)
第6章 上海、ニューヨーク、パリ(1946)
第7章 インドシナの爆発(1946)
第8章 ガンディーの勝利(1947~1948)
第9章 上海に火星人来たる(1949)
第10章 朝鮮戦争特派員(1951~1953)
第11章 ディエンビエンフーで(1954)
第12章 全体主義の中国(1955)
第13章 毛沢東の挫折(1955~1965)第14章 第三の大国・日本(1955~1970)
第15章 ベトナムで―第二の汚い戦争(1966)
第16章 文化大革命とポスト毛沢東(1965~1985)
第17章 超大国日本(1973~1985)

感想・レビュー

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岸野令子

2
1937〜85年、日本、中国、朝鮮、ベトナム(インドシナ)など、特派員としてアジアを歴訪したジャーナリストの記録。戦前ゾルゲたちと交流があり、戦争中ずっと日本にいたという方で、戦後は朝鮮戦争やベトナム戦争を取材、またしばしば中国に滞在して、21世紀には10億人を超えると予測、他のフランス知識人がけっこうマオイストだった時代にも毛沢東の功罪に言及した。訳者が言うように中道リベラルな人だった。親日家だけど、ただ盲目的に日本を褒めるわけでなく、バランスの取れた感覚の持ち主と思う。《ザイカイにもの言えぬ政治家》っ2012/12/10

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