出版社内容情報
東アジア近代史における朝鮮ナショナリズムの形成の視点から、金玉均『甲申日録』、朴泳孝『建白書』、兪吉濬『中立論』『西遊見聞』など、朝鮮開化派のテキストを読み直す。
内容説明
19世紀末、激変する東アジアの国際秩序の中で、朝鮮独立を目指し闘った朝鮮開化派の記録。詳細な史料批判を踏まえた金玉均『甲申日録』、朴泳孝『建白書』、兪吉濬『中立論』『西遊見聞』、徐載弼『独立新聞』創刊辞を収録。
目次
甲申日録(金玉均)
建白書(朴泳孝)
中立論(兪吉濬)
『西遊見聞』(兪吉濬)(抄)(第三編「邦国の権利」;第4編「人民の権利」「人世の競励」;第5編 「政府の始初」「政府の種類」;第十四編 開化の等級)
独立新聞創刊辞(徐載弼)
著者等紹介
月脚達彦[ツキアシタツヒコ]
1962年、北海道生まれ。東京大学大学院総合文化研究科教授。朝鮮近代史専攻(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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