内容説明
本居宣長が、その細心かつ精緻な読み取りの力を望遠鏡にして、古今集のはるかな古雅を江戸期のいま・ここの言葉へと引き寄せる。古典俗語訳の範例。稿本との異同を注記。
目次
1の巻(遠鏡序;古今集遠鏡(はしがき)
(古今和歌集仮名序遠鏡) ほか)
2の巻(古今和歌集巻第三遠鏡 歌哥;古今和歌集巻第四遠鏡 秋哥上;古今和歌集巻第五遠鏡 秋歌下 ほか)
3の巻(古今和歌集巻第七遠鏡 賀歌;古今和歌集巻第八遠鏡 離別哥;古今和歌集巻第九遠鏡 羇旅哥 ほか)
著者等紹介
今西祐一郎[イマニシユウイチロウ]
1946年、奈良県生まれ。京都大学文学部卒業。現在、九州大学文学部教授。専攻は日本古典文学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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