内容説明
「私の詩は“詩”ではない」と自ら言う良寛。遊戯三昧の境涯を詠じた漢詩231首を収め、平明かつ破格な詩句にひたすら耳を傾けた現代語訳。詩を通じてその人間像を浮き彫りにする。
著者等紹介
入矢義高[イリヤヨシタカ]
1910年、鹿児島市生れ。京都大学文学部卒。名古屋大学文学部教授、京都大学文学部教授を歴任。名古屋大学・京都大学名誉教授。専攻中国文学。1998年歿(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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