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ハヤカワ・ミステリ文庫
殺しが二人を別つまで

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  • サイズ 文庫判/ページ数 550p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784151773518
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

内容説明

その晩餐は二人の結婚60周年の記念だった。植物学者の妻が化学者の夫に料理をすすめる。思い出のイギリス旅行で入手したレシピには、口にすれば死に至る毒がブレンドされているのだ。夫が妻にすすめるインド料理にも、もちろん致死の毒物が…あなたが結婚しているならば伴侶を思い浮かべつつ、シングルならば将来の相手に思いを馳せながら、じっくり味わっていただきたい19作。愛と情熱のミステリ短篇を収録する傑作集。

著者等紹介

コーベン,ハーラン[コーベン,ハーラン][Coben,Harlan]
1962年ニュージャージー州ニューアーク生まれ。スポーツ・エージェントのマイロン・ボライターを主人公にした1995年のシリーズ第一作『沈黙のメッセージ』でアンソニー賞を、1996年の『カムバック・ヒーロー』でアメリカ探偵作家クラブ賞(エドガー賞)、アメリカ私立探偵作家クラブ賞(シェイマス賞)を受賞。アメリカ・ミステリ界の主要な三賞すべてを受賞した最初の作家となった(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

mejiro

10
チャールズ・アルダイ「銃後の守り」、スティーヴ・ホッケンスミス「よた話」、ティム・マリーニー「死が二人を別つまで」、リック・マクマハン「冷酷な真実」、チャールズ・トッド「帰郷」、ジェイ・ブランドン「凄まじい力に追われて」が特におもしろかった。「死が~」、読んでる最中は気づかなかったけど、実は意味深い話かも。2019/10/30

hit4papa

2
マイロン・ボライター シリーズのハーラン・コーベンが編んだアンソロジーです。愛憎がテーマということになるのでしょうか。意外な結末というのはないけれど、バリエーションに富んだ味わい深い短編集となってます。哀しい余韻を残すチャールズ・アルダイ「銃後の守り」(MWA受賞作)、ラストの2回ひねりハーラン・コーベン「罠に落ちて」はオススメです。

ふっちゃん、男性60歳代(乱読書歴50年)→70歳になった。

1
ハーラン·コーベン編集の全米ミステリー界の短編集である。もともと短編が苦手な自分であるのに頑張って途中迄読み進むが、最後は手に余りギブアップ。 【0】2024/04/12

satooko

1
DEATH DO US PARTがテーマの書き下ろしアンソロジー(罠に落ちてのみ既発表)。アンソロジーはかくありたいと思わせる力作揃い。自分の成績稼ぎと運転ミスで殺してしまったアイルランド移民の青年の家族と同居してしまうことになった元探偵の「銃後の守り」、安楽死のため不法な鎮痛剤の入手を行き来のない父親から頼まれるドラ息子の「ちょっとした修理」、保険金目当夫殺しの妻と、トリッキーな捜査陣のおかしな化かし合い「罠に落ちて」がベスト3かな。ミステリアスな女性に翻弄される「凄まじい力に追われて」「テレサ」もよい2009/12/05

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