内容説明
明治文学・文化研究の先駆者、柳田泉の仕事の精髄。第2巻は、翻訳文学、探偵小説から出版史まで鮮やかな角度からの史的概説と、桜痴、逍遙、露伴などに関する第一級の基礎研究。
目次
文学篇(初期翻訳文学概説;歴史小説研究;明治時代の傾向小説;伊東忠太博士の小説論―明治十九年執筆の珍稿本;歳寒窓 文学問答 ほか)
人物篇(桜痴居士すけつちんぐ;逍遙先生神髄;「此処やかしこ」そのほか;逍遙先生の漢詩;嵯峨の屋おむろ伝聞書 ほか)
著者等紹介
谷川恵一[タニカワケイイチ]
1954年岐阜県生まれ。京都大学大学院博士後期課程満期退学。国文学研究資料館教授。専攻、近代日本文学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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