東洋文庫<br> 源威集

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東洋文庫
源威集

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  • サイズ B6判/ページ数 355p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784582806076
  • NDC分類 913.43
  • Cコード C0193

内容説明

南北朝末、足利政権成立の正当性を主張すべく語られた、八幡神から足利氏に至る「源氏の威」の系譜。従来歴史学では顧みられることの少なかった軍記物を、虚実を見極めつつ読み直す。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

空木モズ

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メモ】尊氏のところだけ2015/12/10

kaeremakure

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南北朝時代に清和源氏の武士であった何者かが、孫へ自門の栄光を語り聞かせるという内容。義経の平家追討なんかよりも前九年の役、後三年の役、藤原泰衡追討という3回の奥州攻めが重視されてるのは、関幸彦の著作にあった鎌倉幕府の正統性演出(何てったって「征夷大将軍」)に関する話を思い出したり。「源義親が打首獄門になった後、首と胴体がつながって生き返り、洛中を徘徊しているのがしばしば目撃された」なんてホラー話を「是モ源氏ノ威勢ヲ申サンガ為ノ物語」として紹介してるのは、なぜか平賀英一郎の『吸血鬼伝承』を思い出したり。2014/09/12

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