内容説明
イエズス会創立の士で、日本を訪れた初のヨーロッパ知識人であるザビエルの遺した書簡は、１６世紀半ばのアジアの生々しい姿を映し出す。本巻は、イエズス会創立前夜から、ポルトガル国王の求めで急遽インドへと使徒の旅に立ち、さらにその先マラッカへと向かうまで。
目次
第１章 生いたち、パリ遊学とイエズス会の創立
第２章 インド渡航、宣教と転進
感想・レビュー
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まじょるか
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江戸時代以前の日本人について知りたかった。民俗学者の本よりリアルな日本人が見えた。▼人間ザビエルの姿が日記からよく分かる。トップとして組織をまとめるストレス。労苦を甘受してキリスト教を広める志で結ばれた会なのに本部の目が届かないことをいいことにゴメスのようないいかげんな人間もでてきてしまう。2014/02/21
