東洋文庫<br> 日本その日その日 〈3〉

東洋文庫
日本その日その日 〈3〉

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  • サイズ B40判/ページ数 236p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784582801798
  • NDC分類 291.09
  • Cコード C0139

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

壱萬参仟縁

19
194枚に及ぶ挿絵。京都から奈良へと、涼しい旅をした。気持のいい森や美しい景色の間。ラスキンはどこかで、今や調訓した獣を野獣化することに努力しつつある人間が、同様の努力を以て野獣を調訓することに努めるような時代の来らんことを希望するといっている(19頁)。この1917年の作品にもラスキンが出てくるという凄さ。窯業、陶器の手仕事が垣間見られる。福沢氏の有名な学校(慶應義塾)で講演した(39頁上段)。日本を訪れる外国人は、最初に、日本人の花を愛することの印象を受ける。    2014/06/26

のんき

2
三巻目は今までと違って陶器収集の旅の記述がメイン。更にお茶を習ったり謡を習ったりと、興味の対象がどんどん拡がっていく様子が、読んでいてこちらもワクワクしてきて楽しかった。2011/11/16

午睡

1
大森貝塚の発見で知られるモースの日本日記の最終巻。翻訳の際、人名などに誤りとまで言えないにしても、一般的でない訳語が散見される。この巻でも「古物収集家」として松浦竹四郎という人物が出てくるが、これは蝦夷地探検で知られ北海道の名付け親としても著名な松浦武四郎のことだろう。 事物や人物の名前に対するモースの態度は、さすがに博物学者らしく頼山陽のことを姓( 閨族名)源、氏( 家族名)頼、通称( 洗礼名にあたるもの)久太郎、号( 学名上の名)山陽、字( 追加的学問名)子成と細かく記しているのがなるほどと思わせる。2019/12/28

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