感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
金吾
24
無から聞くだけで事象を捉えることができる理解力と取捨選択しながら反駁もできる新井白石の能力に感嘆させられます。和魂洋才という言葉は死語になってしまったのでしょうか。2022/10/23
beeline
0
江戸時代の日本に殉教覚悟で上陸したカトリック宣教師シドッチ。新井白石と問答して邂逅するも、最後は幽閉されて死ぬ。わざわざ和服着て刀差して髪を月代剃って一人で屋久島に上陸するなんて映画みたい! ページの7割以上は参考文献や資料で重複部分も多いけど、昨今の内容スカスカの文章と違って漢文調の密度の濃い日本語で読み応えはある。2012/02/14
tkm66
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読んだのは勤め人になってから、でしょうね。ただ!結構気合が必要だった覚えが!18世紀初頭の役人の文書ですから。