感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Satoru Yonekura
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夏の葉山でたまにご一緒させて頂く、空間プロデューサーの松井雅美さんに、ぜひ読みなさいと2度も勧めて頂いた、ヴィンセント・シーン「東方への私の旅 ~リフの山々から中国へ」。著者はガンジー暗殺時に傍にいた唯一の外国人記者だったというほどの人。その彼が駆け出し時代、1918~29年の、仏独、モロッコ(リフ山地)、中国といった激動の地に分け入り、目を見張る人物らと関わっていった経験を個人的に綴っている。 かのバーナード・ショーが『「病める良心」の個人的形式をとった表現だ』と評した由。80年前の本ですが、凄かった。2014/05/03
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