出版社内容情報
1922年、世界初の社会主義国家、ソ連を樹立したレーニン。その思想を俯瞰すべく、全作品の中から重要な箇所を抜き出した選集。2024年はレーニン没後100年。
内容説明
史上初の社会主義国家であるソ連を建国したレーニン。一九九一年のソ連共産党の崩壊によってその存在は終焉を迎えた。ロシア革命によってもたらされた一時代の幕が降ろされた限り、われわれが抱く歴史像も修正せざるを得ず、また、その生涯と思想についての認識も変わらざるを得ない。革命家であり政治家であったレーニンが展開し、目指し続けたその思想を旧来の論じ方ではない方法で、歴史的な思想から俯瞰できるように構成された一冊。
目次
1 革命家の人間学(原点;方法;人間)
2 スチヒーヤと意識(党と大衆;革命独裁・革命政府;農民観・農業綱領)
3 戦争・帝国主義・革命(世界大戦;帝国主義認識;新しい革命論)
4 社会主義革命の道(一九一七年革命;社会主義的内戦とプロレタリア独裁;内戦の終わりと新経済政策へ;のこされた言葉)
著者等紹介
和田春樹[ワダハルキ]
1938年大阪生まれ。東京大学文学部西洋史学科卒業。東京大学名誉教授。専門はロシア・ソ連史、現代朝鮮研究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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