平凡社ライブラリー<br> イブン・バットゥータの世界大旅行―14世紀イスラームの時空を生きる

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平凡社ライブラリー
イブン・バットゥータの世界大旅行―14世紀イスラームの時空を生きる

  • 家島 彦一【著】
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  • 平凡社(2022/12発売)
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  • サイズ 文庫判/ページ数 320p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784582769371
  • NDC分類 290.9
  • Cコード C0323

出版社内容情報

マルコ・ポーロの半世紀後、広大なイスラーム世界を生涯かけて遍歴した男がいた。波瀾万丈の旅とそこから見える14世紀世界のダイナミズムを『大旅行記』完訳者が描き出す。

内容説明

東はインド、東南アジア、中国、西はサハラ以南のアフリカまでまたがるイスラーム世界を生涯かけて旅してまわった人がいた。その長大な記録『大旅行記』の日本語完訳者が、イブン・バットゥータの旅の全容をたどり、そこから浮かびあがる、一四世紀の世界システムの姿を描き出す。移動・交通・交易の活気、多文化混淆の豊穣さ。波瀾万丈の旅からいきいきとした「近代以前」の世界が見える。

目次

序章 イスラームと旅・移動
第1章 拡大する一三・一四世紀のイスラーム世界
第2章 『大旅行記』という書物
第3章 イブン・バットゥータの旅(1)―タンジールからメッカまで
第4章 イブン・バットゥータの旅(2)―中東世界からキプチャク大草原へ
第5章 イブン・バットゥータの旅(3)―中央アジアとインド
第6章 イブン・バットゥータの旅(4)―東南アジアと中国
第7章 イブン・バットゥータの旅(5)―アンダルスとブラック・アフリカ
結び イブン・バットゥータの旅の虚像と実像

著者等紹介

家島彦一[ヤジマヒコイチ]
1939年東京生まれ。慶應義塾大学大学院修士課程修了。東京外国語大学名誉教授。文学博士。専攻はイスラーム史、東西交渉史。2011年『インドの驚異譚』(平凡社東洋文庫)で日本翻訳出版文化賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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maqiso

5
イスラム世界は巡礼のために交通網を発展させ、モンゴル帝国によってユーラシア全体と接続した。西方ではメッカ巡礼の紀行文学が発達し、イブン・バットゥータの『大旅行記』もそれに連なる。『大旅行記』では巡礼のキャラバンに参加してメッカに向かい、各地の聖者や霊廟を訪れている。当時のインドは中継貿易で賑わっていた。東南アジアを経由して大都まで行ったと書いているが内容は疑わしい。アフリカへはサハラ砂漠を越える交易キャラバンに同行した。未開の驚異を語っているので、怪しげな所もあるが貴重な史料でもあるのが面白い。2023/09/13

げんさん

2
イブン・バットゥータが旅の途中で幾度も盗賊の被害や危難に遭い、無一文になっても旅を続けることができたのは、1つには旅の人を受け入れるイスラームの精神があったためである。14世紀の世界を知る最大の史料だ2024/01/26

eiro

2
本棚の整理。人文地理学徒の選択必修古典「大旅行記」。14世紀のイスラム教徒イブンの四半世紀に渡る旅行記。今回の再読で注目は、著者家島博士の研究結晶までの努力。「大旅行記」の日本語版編纂にあたって既成のアラビア語校訂本を用いず、写本調査から手を付けていったと。博士はイブンの遍歴した世界各地を同様に巡った。困難な査証取得や、戦争で足止めを食らい訪問に5,6年の年月を要したり。現地でアメーバ赤痢に罹るなど進捗に困難を極めた。人生の大半を「大旅行記」の研究に捧げた。それほどまでに博士を駆り立てたのは何だったのか。2023/11/12

Kazuyuki Koishikawa

1
中国とかに寄ってないかも知れないのか。2023/10/09

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