出版社内容情報
イエス・キリストは本当にいたのか? 神が造った世界になぜ悪があるのか? 21世紀にキリスト教は役に立つのか? 佐藤優によるキリスト教神学の入門書。
内容説明
西洋思想の精神的源流であり、近現代社会の根幹を成すキリスト教は、「真の神で真の人であるイエス・キリストが唯一の救い主」であることへの信仰から始まった。有限なる人間が無限なる神について、信仰の立場から弁護・弁証してきたキリスト教神学の内在的論理を理解するための入門書。プロレゴメナ(序論)からカリスト論までを収録。
目次
プロレゴメナ(なぜいま、キリスト教を学ぶのか;キリスト教神学の方法論)
神論(神についてどのように語るか;自由でダイナミックな、生成する神)
創造論(神が造った世界に、なぜ悪があるのか;神が去った世界に、人間は造られた;なぜ神の創造した世界に終わりがくるのか)
人間論(人間とは何か;なぜ「男と女」がいるのか;なぜ「結婚」し、「結婚」しないのか)
キリスト論(「イエス・キリスト」とは誰か;真の神の子であり真の人間であるイエス・キリスト;イエス・キリストは本当にいたのか)
著者等紹介
佐藤優[サトウマサル]
作家、元外務省主任分析官。1960年生まれ。同志社大学大学院神学研究科修了後、外務省入省。主任分析官として対ロシア外交の最前線で活躍。2002年背任と偽計業務妨害容疑で逮捕され、09年最高裁で有罪が確定し失職。13年に執行猶予期間が満了し、刑の言い渡しが効力を失った。05年に発表した『国家の罠』で第59回毎日出版文化賞特別賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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