出版社内容情報
博覧強記の著者が『字統』『字訓』『字通』の字書三部作等で知られる知の巨人・白川静の学問、思想、人生に分け入った初の入門書。写真・年譜のほか、五木寛之氏との対談を収録。
内容説明
甲骨文や金文などの古代文字の解読から中国古代の文化や社会を復原し、かつて漢字を共有していた東アジア文化圏の精神風土を明らかにした中国文学者・白川静(一九一〇~二〇〇六)。人々を圧倒する彼の広大な学問世界に独自の編集技術と博識で知られる著者が分け入り、その全体像と魅力の淵源をあぶりだす。白川静の学問と人生を知るに恰好の道案内。
目次
第1章 文字が世界を憶えている
第2章 呪能をもつ漢字
第3章 古代中国を呼吸する
第4章 古代歌謡と興の方法
第5章 巫祝王のための民俗学
第6章 狂字から遊字におよぶ
第7章 漢字という国語
対談 呪能と歌の心―白川静の魅力
著者等紹介
松岡正剛[マツオカセイゴウ]
1944年1月25日、京都生まれ。編集工学研究所所長、イシス編集学校校長、角川武蔵野ミュージアム館長。70年代にオブジェマガジン「遊」を創刊。80年代に「編集工学」を提唱し、編集工学研究所を創立。その後、日本文化、生命科学、システム工学など多方面におよぶ研究を情報文化技術に応用し、メディアやイベントを多数プロデュース。2000年「千夜千冊」の連載を開始。同年、「イシス編集学校」をネット上に開講し、編集術とともに世界読書術を広く伝授している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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