出版社内容情報
〈3.11〉直後、メディアに溢れた「非常時」の言葉たち。誰もが「強いられるように語った」言葉の泡をリアルタイムに掬い取った、稀有の批評。『目白雑録小さいもの、大きいこと』再編集版。
内容説明
東日本大震災と福島原発事故から10年。言葉による体験を風化させないために―。震災直後からメディアに溢れた「ありふれた言葉」を収集=引用した、稀有の記録。
目次
小さな神話、大きな神話
「原発はバクハツだ!」そして、様々な神話
様々な神話、さまざまな液状化現象
様々な言葉、言葉…1
様々な言葉、言葉…2
マッカーサーと「雨ニモマケズ」
マッカーサーと「ジェロニモ」1
マッカーサーと「ジェロニモ」2
「ジェロニモ」と「アルカトラズ」1
「ジェロニモ」と「アルカトラズ」2
様々なる意匠、あるいは女であること1
様々なる意匠、あるいは女であること2
様々なる意匠、あるいは男であること
様々なる意匠、男たち、少女たち、1
様々なる意匠、男たち、少女たち、2
様々なる意匠、男たち、少女たち、3
水撒く人々
水撒く人々と「ありふれたファシズム」
「非常時にはことばが失われる。」
「種蒔く人」たち1
「種蒔く人」たち2
「種蒔く人」たち3
「自粛」と「ことばの戒厳令」
アレクセイ・ゲルマンの死、そして…1
アレクセイ・ゲルマンの死、そして…2
著者等紹介
金井美恵子[カナイミエコ]
1947年、高崎市生まれ。小説家。67年、「愛の生活」で太宰治賞次席に入り作家デビュー。翌年、現代詩手帖賞受賞。小説に、『プラトン的恋愛』(泉鏡花文学賞受賞)、『タマや』(女流文学賞受賞)ほか多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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あ げ こ
モリータ
justdon'taskmewhatitwas
読書家さん#h0Jsr2