平凡社ライブラリー<br> フォルモサ―台湾と日本の地理歴史

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平凡社ライブラリー
フォルモサ―台湾と日本の地理歴史

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  • サイズ 文庫判/ページ数 419p/高さ 17cm
  • 商品コード 9784582769135
  • NDC分類 933
  • Cコード C0397

出版社内容情報

自称台湾人の詐欺師による詳細な台湾・日本紹介。すべて架空の創作ながら知識層に広く読まれ、18世紀欧州の極東認識やあの『ガリヴァー旅行記』にも影響を与えた世紀の奇書。

内容説明

科学的知識と想像力が綯い交ぜとなり、常識や既成概念を次々と突き崩していった一八世紀初頭。宗教・社会制度・日常生活すべてに及ぶその自由な言説空間に偉大なる想像(創造)力をもった謎の男によって放たれ、偽書ながら欧州を席倦、その後の東アジア認識にも大きく影響した世紀の奇書。

目次

第1巻(位置と大きさ、島の配置;フォルモサで起きた大きな革命のこと;フォルモサにおける政府のしくみ、およびメリヤンダノー皇帝が定めた新しい法について;フォルモサの人々の宗教について;祝祭について ほか)
第2巻(著者によるヨーロッパ各地の旅の説明;著者が改宗に至った根拠;神の存在について;神の一般的属性について;特に神聖なる属性について ほか)

著者等紹介

サルマナザール,ジョージ[サルマナザール,ジョージ] [Psalmanazar,George]
1679?‐1763。本名不詳。フランス生まれ。ヨーロッパ各地を転々とした後、イギリス国教会に改宗して「フォルモサ(台湾)人」と称する。1703年に渡英。1704年に出版した『フォルモサ』は、現地の詳細な記録として、また、異教徒のイギリス国教会への改宗の軌跡を示すものとして一世を風靡し、各国語にも翻訳されたが、後に詐術であることを告白した。以後は、牧師、文筆家としてロンドンのグラブ・ストリート周辺で暮らし、サミュエル・ジョンソンなど、当時の文人との交流を持った。『ユニヴァーサル・ヒストリー』をはじめとする定期刊行物への寄稿のほか、サミュエル・パーマーとの共著『印刷史』(1732)などを出版したが、1763年、貧窮のうちに没した

原田範行[ハラダノリユキ]
1963年生まれ。慶應義塾大学文学部教授。日本学術会議会員。博士(文学)。専門は近代イギリス文学、印刷出版文化論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

スプリント

11
奇妙な台湾・日本の地理歴史本。 異文化を知ることは大切だが難しい。2022/04/30

色々甚平

7
18世紀初頭に「ぼくのかんがえたたいわんとにほん」を事実だと偽って売った挙げ句、結構売れてしまったイギリスの偽書。時代的にも大航海時代を経て、国際が広がっていき、見知らぬ土地を知れることへの好奇心が民衆に湧いた影響なのか冒険小説が流行っていたのも、この本が後押しされた要因かもしれない。嘘とはいえ、当時のイギリスが極東に持っていたイメージなどが垣間見えることができるのは面白い発見だと思う。特に衣装に関する章ではイラストもあるので視覚的にも楽しくことができる。2021/06/14

Hiroki Nishizumi

4
実は出鱈目だということを先に知って読んだことと、文章がくどいことからなかなか馴染めなかった。2023/01/17

shouga123

3
壮大なペテン師による台湾と日本の地理歴史について。といっても当時あった文献のつなぎ合わせだったりでっち上げだったりするが、言語を創ってアルファベットに対応する表を乗っけたり一部事実に親しいところがあったりで本当に歴史書を読んでいるような錯覚に陥る瞬間もある。第二巻こそ著者としてはこの本の勘所だと思うが、延々と語られるイギリス国教会の正当性云々についてはあまり興味がないので流し読み2021/03/12

ちゅう

2
なんだか、よくわからない本。台湾とか日本について、間違った情報が氾濫してるので、自称台湾人が、間違いを正すために書いた本(らしい)つっこまれた言い訳が、くどくてよくわからないし、全体的に、読みづらいので、文字を追うだけになってしまい、頭にまったく入らない。イギリスのゴシック文学ということで、興味をもったのだけど、失敗だった。2022/04/26

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