平凡社ライブラリー<br> 新村出随筆集

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平凡社ライブラリー
新村出随筆集

  • 新村 出【著】/新村 猛【編】
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  • 平凡社(2020/10発売)
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  • サイズ 文庫判/ページ数 264p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784582769104
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0381

出版社内容情報

『広辞苑』を作った言語学者が、神話、平安文学、南蛮交易記録、キリシタン文学、童謡や俚謡、俳諧、昔話などから読み解く、古代から現代へ至るいきいきとした「ことば」の姿。

(目次)
海賊の話
南蛮に関する俚謡その他
異国俳趣記
ちゃるめら
昴星讃仰
星夜讃美の女性歌人
ふれふれ粉雪
雪のサンタマリヤ
わたくし雨
公孫樹文学
桃太郎物語
柿の葉
雲雀随筆
犬三題
マレーの虎
高原低語
となり
じゃがいもの話
蚊帳ごしの花嫁
ニッポンかニホンか
老人と女性
随筆の名義
日本のカルチュア・センター
私の信条
夢に生きる
わが生涯を顧みて

解説
年譜

内容説明

『広辞苑』をつくった言語学者が、神話、平安文学、南蛮交易記録、キリシタン文学、童謡、俚謡、俳諧、昔話などから読み解く、古代から現代へと至るいきいきとした「ことば」の姿。「私の教養の中心」と語った神保町を描いた「日本のカルチュア・センター」、自らの学問人生を振り返る「私の信条」「夢に生きる」「わが生涯を顧みて」を併録。

目次

海賊の話
南蛮に関する俚謡その他
異国俳趣記
ちゃるめら
昴星讃仰
星夜讃美の女性歌人
ふれふれ粉雪
雪のサンタマリヤ
わたくし雨
公孫樹文学
桃太郎物語
柿の葉
雲雀随筆
犬三題
マレーの虎
高原定語
となり
じゃがいもの話
蚊帳ごしの花嫁
ニッポンかニホンか
老人と女性
随筆の名義
日本のカルチュア・センター
私の信条
夢に生きる
わが生涯を顧みて

著者等紹介

新村出[シンムライズル]
言語学・日本語学者。1876年山口県生まれ。東京帝国大学文科大学博言学科卒。京都帝国大学教授(退官後名誉教授)、文学博士、帝国学士院会員。日本における言語学・日本語学の確立に貢献、西洋言語学説の紹介、国語史、キリシタン版による南蛮研究などその業績は幅広く、国語辞典『広辞苑』編纂者として著名。1956年、文化勲章受章。1967年歿

新村猛[シンムラタケシ]
フランス文学者。新村出の次男。1905年東京生まれ。京都帝国大学文学部仏文科卒。名古屋大学文学部教授(退官後名誉教授)。出と共に『広辞苑』を編纂し、出の歿後も改訂に尽力した。1992年歿(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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trazom

80
広辞苑の編纂者である新村出博士の随筆集。気難しい大先生かと思いきや、「私の信条は善良なる平凡人」という博士の誠実なお人柄が滲み出た洒脱な文章である。日本の古典だけでなく、漢文、アイヌ語、聖書、ギリシャ哲学など、一つの言葉から連想が豊かに広がってゆく楽しさを満喫できる珠玉の一冊。新憲法発布時の「ニッポンか、ニホンか」などという文章も面白い。ヤッパリとヤハリ、ヨッポドとヨホドの関係と同じだと、博士の見解は明快。山形県で母胎に宿り山口県で生まれたから、山と山を重ねて出と命名されたということを初めて知る。2021/05/17

めめ

3
1876年生まれの言語学者が書いた随筆集。以前読んだ本より、漢字の振り仮名が多くて読みやすい文庫本だった。文章のあちこちに古典の作品や、和歌が散りばめられていて読んでいて楽しい。特に、星や植物の話が面白かった。古い樹木(カブトガニみたいな、遺伝的な古さ)であるイチョウの木が日本の文学にあまり出てこないのは意外だった。柿の葉で文字の練習をする話など、童話のようで風流で好き。チャルメラの話のような、身近な話題に作者の誠実で優しい人柄を思う。何度も繰り返し読みたい一冊です。2024/10/30

RAIDENGAWARA

2
全部は読めませんでした(泣)。金田一春彦さんの本が面白かったので、同じようなジャンルの学者さんの随筆と見つけて買って読んでみました。一応、各セクションの出だしのうちは、書いている意味は理解できるのですが、徐々に徐々に私の理解を超えていき、途中から何の話をしているのか、言葉はどこに行ってしまったのかわからなくなってしまいました。唯一、「ニッポンかニホンか」のセクションだけは、最後までうんうんと筆者の考えを追いかけることが出来ました。どちらかに決めることはナンセンスだし、今さら一方になど決められないですよね。2025/07/10

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