出版社内容情報
『広辞苑』を作った言語学者が、神話、平安文学、南蛮交易記録、キリシタン文学、童謡や俚謡、俳諧、昔話などから読み解く、古代から現代へ至るいきいきとした「ことば」の姿。
(目次)
海賊の話
南蛮に関する俚謡その他
異国俳趣記
ちゃるめら
昴星讃仰
星夜讃美の女性歌人
ふれふれ粉雪
雪のサンタマリヤ
わたくし雨
公孫樹文学
桃太郎物語
柿の葉
雲雀随筆
犬三題
マレーの虎
高原低語
となり
じゃがいもの話
蚊帳ごしの花嫁
ニッポンかニホンか
老人と女性
随筆の名義
日本のカルチュア・センター
私の信条
夢に生きる
わが生涯を顧みて
解説
年譜
内容説明
『広辞苑』をつくった言語学者が、神話、平安文学、南蛮交易記録、キリシタン文学、童謡、俚謡、俳諧、昔話などから読み解く、古代から現代へと至るいきいきとした「ことば」の姿。「私の教養の中心」と語った神保町を描いた「日本のカルチュア・センター」、自らの学問人生を振り返る「私の信条」「夢に生きる」「わが生涯を顧みて」を併録。
目次
海賊の話
南蛮に関する俚謡その他
異国俳趣記
ちゃるめら
昴星讃仰
星夜讃美の女性歌人
ふれふれ粉雪
雪のサンタマリヤ
わたくし雨
公孫樹文学
桃太郎物語
柿の葉
雲雀随筆
犬三題
マレーの虎
高原定語
となり
じゃがいもの話
蚊帳ごしの花嫁
ニッポンかニホンか
老人と女性
随筆の名義
日本のカルチュア・センター
私の信条
夢に生きる
わが生涯を顧みて
著者等紹介
新村出[シンムライズル]
言語学・日本語学者。1876年山口県生まれ。東京帝国大学文科大学博言学科卒。京都帝国大学教授(退官後名誉教授)、文学博士、帝国学士院会員。日本における言語学・日本語学の確立に貢献、西洋言語学説の紹介、国語史、キリシタン版による南蛮研究などその業績は幅広く、国語辞典『広辞苑』編纂者として著名。1956年、文化勲章受章。1967年歿
新村猛[シンムラタケシ]
フランス文学者。新村出の次男。1905年東京生まれ。京都帝国大学文学部仏文科卒。名古屋大学文学部教授(退官後名誉教授)。出と共に『広辞苑』を編纂し、出の歿後も改訂に尽力した。1992年歿(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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