出版社内容情報
『ロクス・ソルス』『アフリカの印象』の二大散文に並ぶ二大戯曲を一冊に。独自の手法が生み出す言葉と物の奇想天外なスペクタクル。
レーモン・ルーセル[レーモン ルーセル]
著・文・その他
國分 俊宏[コクブ トシヒロ]
翻訳
新島 進[ニイジマ ススム]
翻訳
内容説明
『ロクス・ソルス』『アフリカの印象』と同じように、“手法”を用いて書かれた星と太陽の双子の戯曲。言葉が言葉をつむぎ事実の方程式が解かれたとき、そこに奇想天外な物語が生まれる。「「額の星/無数の太陽」小事典」を付す。
著者等紹介
ルーセル,レーモン[ルーセル,レーモン] [Roussel,Raymond]
1877‐1933。パリの裕福なブルジョワ家庭に生まれる。ピアノを習うが詩作に転じ、19歳のとき、韻文小説『代役』(1897)を書く。1932年、括弧が重なる韻文作品『新アフリカの印象』を発表、翌33年、旅先のパレルモで没した。睡眠薬の大量摂取が原因とされる。晩年は財産を失い、チェスに没頭していた
國分俊宏[コクブトシヒロ]
1967年、和歌山県生まれ。早稲田大学大学院博士課程単位取得退学、パリ第三大学博士課程修了(文学博士)。青山学院大学教授。専門はフランス文学
新島進[ニイジマススム]
1969年、埼玉県生まれ。慶應義塾大学大学院修士課程修了、レンヌ第二大学博士課程修了(文学博士)。慶應義塾大学教授。専門はフランス文学、SF文学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
1 ~ 1件/全1件