平凡社ライブラリー<br> 文字講話〈4〉

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平凡社ライブラリー
文字講話〈4〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 321p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784582768510
  • NDC分類 801.1
  • Cコード C0381

出版社内容情報

京都で開かれた伝説の連続講話。最終巻は、載書字説や漢字の将来など、著者の文字学の根本と目指すところを語った5講話を収録。

白川 静[シラカワ シズカ]
著・文・その他

内容説明

漢字文化圏は、そのまま東アジア文化圏であり、それぞれの自国語に適用しうる方法で、この文字文化を共有した。そこには共通の価値観があり、東洋的とよばれる精神の風土があった―。漢字の新たな体系を打ち立てた著者が、自らの文字学とその理念を熱く語った伝説の連続講演、ついに完結。

目次

第16話 感覚について
第17話 載書字説
第18話 文字の構造法について
第19話 声系について
第20話 漢字の将来

著者等紹介

白川静[シラカワシズカ]
1910年、福井県福井市に洋服商の次男として生まれる。小学校卒業後、大阪の法律事務所に住み込みで働きながら夜学へ通う。35年、立命館中学教諭となる。43年、立命館大学法文学部漢文学科卒業、同大学予科の教授となり、54年、同大学文学部教授。55年、「甲骨金文学論叢」初集を謄写版印刷で発表、以後10集に及ぶ。56年より、阪神間の中国古典愛好者らが集い、後に「樸社」と名づけられる研究会で講義を始める。81年、立命館大学名誉教授。84年「字統」を刊行、毎日出版文化賞特別賞受賞。87年「字訓」、96年「字通」を刊行。91年菊池寛賞、96年度朝日賞受賞。98年文化功労者として顕彰され、99年勲二等瑞宝章を受く。2001年井上靖文化賞受賞、04年11月、文化勲章受章。2006年10月没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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roughfractus02

6
ある作品を暗唱すると故事成語が頭に入り、他の作品を読む場合辞書に頼る必要がない、と著者は言う。典故表現の多い中国古典では、ある作品が圧縮されて故事成語として別の作品に組み込まれるインターテクスト性を持つのは確かだ。が、著者の「暗唱」には、画を全て書き写すことでその諸部分の構造を手を通じてその「印象」を記憶する作業も含まれる。画が音を伴って文を成す漢字では、文の意味と画の「印象」が重なる。一方、本書を読む読者には、キーボードを打つとそこに並ぶ音声文字に残る画のかすかな「印象」も均一化されるように感じられる。2021/01/05

Keiichi Momoi

0
16.感覚について 17.載書字説 18.文字の構造法について 19.声系について 20.漢字の将来2018/05/23

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