出版社内容情報
少女たちを楽しませたい一心で綴られた物語パワー全開のノンセンスの精髄七十余通。キャロル撮影の少女たちの写真も収録。
内容説明
『不思議の国のアリス』の著者ルイス・キャロル。彼は手紙魔としても有名だった。鏡文字に絵文字、なぞなぞに似顔絵―愛する少女たちを楽しませたい一心で綴られた、物語パワー全開、アリスもびっくりのノンセンスの精髄七十余通。キャロル撮影の少女たちの写真も収載。
目次
1章 1855年~1870年(ヘンリエッタならびにエドウィンへ;メアリー・マクドナルドへ;リリー・マクドナルドへ ほか)
2章 1870年~1880年(メアリー・マーシャルへ;ジャネット・メリマンへ;ビアトリス・ハッチへ ほか)
3章 1880年~1897年(イーディスへ;メアリー・ブラウンへ;マリオン・リチャーズへ ほか)
著者等紹介
キャロル,ルイス[キャロル,ルイス] [Carroll,Lewis]
1832‐1898。本名チャールズ・ラトウィジ・ドジソン(Charles Lutwidge Dodgson)。イギリスの作家・数学者。チェシャー地方の牧師の家に11人兄弟姉妹の第三子、長男として生まれる。オクスフォード大学クライストチャーチ学寮に進み、卒業とともに数学講師となる。本業のかたわら、本名の綴り字を並べかえて作ったルイス・キャロルの筆名で詩や物語を寄稿。また数学に関する著書などがある。交流のあったラファエル前派の画家たちや、数多くの少女たちの肖像を撮影し、写真史上にも足跡を残した
高橋康也[タカハシヤスナリ]
1932年生まれ。東京大学英文科大学院修了。東京大学名誉教授。日本シェイクスピア協会会長、国際シェイクスピア学会副会長などを歴任し、1993年イギリスよりCBE勲章受章。2002年没
高橋迪[タカハシミチ]
1932年生まれ。翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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