出版社内容情報
現代の歳時記からは消えてしまった季語の豊かな背景を追い「美しい日本語」を楽しむ「読む歳時記」
内容説明
千二百年余にわたる詩歌の歴史の中で育まれ、伝えられてきた季語の数々。現代の歳時記から抜け落ちてしまったそれらの豊かな背景を追い、「美しい日本語」の世界へと誘う「読む歳時記」。
目次
淑気
御降
年玉
大服
屠蘇
節料物
歯固
俵子
鏡餅
歯朶〔ほか〕
著者等紹介
榎本好宏［エノモトヨシヒロ］
昭和１２年東京都生まれ。俳人。森澄雄に師事し、排誌『杉』編集長を１８年余務める。俳誌『航』主宰、『件』同人。読売新聞地方版選者、俳人協会評議員。平成２２年、句集『祭詩』（ふらんす堂）にて第４９回俳人協会賞受賞（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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しいたけ
99
12ヶ月に分かれているので、12ヶ月かけて読みました。季語にまつわるトリビアが書かれています。「ほお〜」と読んでいるのに、ほぼほぼ忘れてしまうものです。毎年読んでいれば少しずつ覚えていけるのかしら。付箋の貼られるページをめくると、「獺魚を祭る」のところに正岡子規が「獺祭書屋主人」の号を持った謂れが書かれてありました。もちろん、忘れていました。2018/12/08
