内容説明
マッギルの漫画絵葉書、少年週刊誌、探偵小説、ノンセンス詩、理想のパブとイギリス料理、クリスマスのお祝い、一杯のおいしい紅茶―。保守主義でもナショナリズムでもない、愛国心に基づいて、人々の生活に息づく小さなものをスケッチした共感あふれる“イギリス民衆文化論”。
目次
ライオンと一角獣―社会主義とイギリス精神
ドナルド・マッギルの芸術
少年週刊誌
おかしくても、下品ではなく
ノンセンス・ポエトリー
よい悪書
バンゴーからの汽車の旅
イギリス風殺人の衰退
スポーツ精神
イギリス料理の弁護
一杯のおいしい紅茶
パブ「水月」
クリスマスを迎えて―「私の好きなように」より
ひきがえる頌
ブレイの教区牧師のために弁明を一言
著者等紹介
オーウェル,ジョージ[オーウェル,ジョージ][Orwell,George]
1903‐1950。イギリスの作家・ジャーナリスト。本名エリック・アーサー・ブレア。インドのベンガル州モティハリで生まれ、セント・シプリアン校、イートン校で学んだ後、1922年から5年間、大英帝国の警察官としてビルマに勤務。辞職後、パリやロンドンで放浪生活をしながら作家となる。1936年に内戦下のスペインに赴き、共和国側の民兵として戦うが、狙撃を受け負傷。その後、著書の刊行やラジオ番組の製作を行う。1945年に『動物農場』、1949年に『1984年』を刊行
川端康雄[カワバタヤスオ]
1955年、横浜生まれ。日本女子大学文学部教授。英文学専攻(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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