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平凡社ライブラリー
中国怪異譚 聊斎志異〈2〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 540p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784582766813
  • NDC分類 923.6
  • Cコード C0397

内容説明

蒲松齢は中国清代初期の文人。「聊斎」はその書斎の号で、ここから多くの不思議な話が紡ぎだされた。五十一歳まで科挙の試験に挑戦しながら、ついに進士となり官途につくことはできなかった。不遇な著者の憤りと風刺溢れる奇書である。

目次

巻3(江上の怪;久遠の恋;道士のあいさつ;狐との交誼;奇術 ほか)
巻4(不思議な甕;いばりと矢;瓜の変異;すがすがしい小間使い;羅刹の海市 ほか)

著者等紹介

蒲松齢[ホショウレイ]
1640‐1715。清代初期の文人。山東省に生まれる。父親から読書人としての教育を受け、19歳で県試に合格するも、科挙の郷試にはついに合格せず、71歳で貢生になるまで、家塾の教師を務める。読書と著述にうちこみ、戯曲、俗曲、詩集など多くの文学作品を残す

増田渉[マスダワタル]
1903年、島根県生まれ。東京大学文学部支那文学科卒業。中国文学専攻。77年没

松枝茂夫[マツエダシゲオ]
1905年、佐賀県生まれ。東京大学文学部支那文学科卒業。中国文学専攻。95年没

常石茂[ツネイシシゲル]
1915年、大阪府生まれ。本名、柳沢三郎。東京大学文学部支那文学科卒業。中国文学専攻。82年没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

アカツキ

9
この巻は苦労人が多い印象。前作みたいに周りに助けてもらって半自動的に幸福を掴めるという話は少なくなったと感じる。苦労の末に幸せなり望んだ結果をつかみ取るので冒険感や納得感があって、1巻よりこの巻の方が好み。この時代にはもう曹操は嫌われているのね。2022/10/05

tatoba

0
科挙と狐への執着は作者のものなのか民衆のものなのか。2011/06/23

テッテレこだち

0
中国古典2011/06/14

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