内容説明
「聖天さん」「馬頭観音」「不動明王」など、密教像は多くの日本人に親しまれてきた。これらをインドの古代文化に遡り、密教の神々の文化的、歴史的意味を根本から解き明かす。
目次
第1章 月天(薬師如来;方法 ほか)
第2章 観音(観音とはなにか;観音の功徳 ほか)
第3章 聖天(聖天信仰の伝来;聖天とはなにか ほか)
第4章 明王(怒れる神々;明王の意味 ほか)
著者等紹介
佐藤任[サトウタモツ]
1932年、広島市生まれ。45年、広島にて被爆。広島大学中退後、高野山大学に入学し、62年同大学院修士課程修了。73年以降、大阪府河内長野市で茶店「阿修羅窟」を経営のかたわら、研究・執筆・翻訳に従事する。インド学仏教学会・日本宗教学会・アーユルヴェーダ研究会・金属鉱山研究会・虚無僧研究会・形の文化会・医学史研究会などに所属した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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