平凡社ライブラリー
新編 古本屋の手帖

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  • サイズ 文庫判/ページ数 342p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784582766530
  • NDC分類 024.8
  • Cコード C0395

内容説明

神保町は世界でも類のない古本の街。ここで本一筋に七十年生きてきた。神保町と古本と古本を愛した人々を語るに、この著者以外にいるだろうか?『日本古書通信』編集一筋、“ミスター神保町”が語る神保町の今昔と読書人たちの姿。

目次

A(神保町むかしといま―一つの古書業界史)
B(古本屋という商売;古本屋とのつきあい―専門店を知ること;古書販売目録―電話・電報・車で勝負 ほか)
C(木村毅先生の思い出;少雨荘・斎藤昌三翁;柴田宵曲さん ほか)

著者等紹介

八木福次郎[ヤギフクジロウ]
1915年兵庫県明石市生まれ。33年旧制加古川中学校卒業後、上京して古今書院に入社。36年より『日本古書通信』の編集に携わる。63年日本古書通信社代表取締役となり、現在、総監修(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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さすらいのアリクイ

9
日本古書通信という古本と古本屋の情報が載っている雑誌の編集に50年以上携わってきた方が書いた古本、古本屋、古本界についての本。古本屋という商売の話からはじまり、古本市の話、作家の自筆原稿の話、小説の中に出てきた古本屋、近代小説にちなんだ菓子の話など著者の八木さんから本の世界の話が色々と出てきます。文体がシャープで分かりやすく、読んでいくとへーと思ったり情報が細かく書かれているなと感心したり。情報伝達のお仕事を長年されてきた方だから書けた本だよなと。パラパラめくるだけで興味深い話題に触れることができる本。2019/04/28

いちはじめ

1
著者は「日本古書通信」の編集に携わった人。その縁で知遇を得た人々の思い出をつづった部分に興味があって買ったのだが、むしろ、江戸時代の古地図をひもとくところから始まる神保町の歴史について書いた章が面白かった。2008/11/10

慶多楼

0
好著。「版元にも在庫僅少!」とかゆう帯を腰に巻いてたので、思わず買ってしまった。こつうまめほん集めてみよか。2014/08/20

おらひらお

0
2008年初版。神保町の歴史と触れ合った人物についてまとめられている。まだ、神保町に行ったことがないので、いつか行って見たいな~。2010/10/09

ポレポレ

0
以前に読んだ同じ著者による『書国彷徨』(日本古書通信社)と内容が似ていた。 ★★★☆☆2023/01/19

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