平凡社ライブラリー
新版 マヤコフスキイ・ノート (新版)

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  • サイズ 文庫判/ページ数 624p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784582765984
  • NDC分類 981
  • Cコード C0398

内容説明

人間意識の不断の変革を目ざす魂の革命に賭け、その極限でピストル自殺した詩人の苛烈な生涯。芸術と政治の革命をみずからの生のうちに統一しようとして果てた、詩人マヤコフスキイの苛烈な生の軌跡を描く不朽の名著。引用資料の改訳等を施した決定版。

目次

1 詩人の誕生(幼年時代;一九〇五年 ほか)
2 詩的言語とイメージ(ロシア未来派の誕生;ロシア象徴主義の歴史 ほか)
3 詩と革命(私の革命;革命と芸術 ほか)
4 詩人の死(エセーニンの自殺;たたかう革命―愛 ほか)

著者等紹介

水野忠夫[ミズノタダオ]
1937年、中国吉林市生まれ。1961年、早稲田大学文学部露文科卒業。早稲田大学文学部教授。専攻は20世紀ロシア文化(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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yendows

1
ロシアの未来派詩人のマヤコフスキーは1930年36歳、頭を撃って自殺する。十月革命(1917)そして、それに続く内乱で、社会の革命と彼の芸術の革命が交差し、時を象徴する詩人となる。しかし、その後程無くネップ(新経済政策=資本主義経済の導入)の時代となり、革命の主役であるはずの庶民からも共産党からも見離され、死に至る。継続的に革命的な芸術を求めることは可能でも、継続的に社会が革命的であることは不可能なのだろうかと考えさせられた。2009/10/08

あきこ

0
すばらしい病気…2011/01/19

えっ

0
学がないので読むのに大分時間がかかったが、詩だけ読んでも良くわからなかった部分が大分埋まった。検索で知ったようなマヤコフスキーのイメージがすごく変わった。最後は泣いてしまった。2021/06/11

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