内容説明
「侵略戦争」に謝罪は終わった、終わらない？「南京虐殺」はあった、なかった？「靖国参拝」は軍国への道、不戦の誓い？そうした論争のリングに駆けつけるより、悠久の歴史に今こそ熱い目を。学校では教えてくれない、教えられる大人はあまりに少ない、巨大な隣人、六千年の歴史物語。
目次
１ 中国ができてゆく
２ 中国のかがやき
３ 太平天国をつくろう
４ 国の恥をわすれるな
５ すべてを抗日のために
６ 解放のとき
著者等紹介
鈴木亮［スズキリョウ］
１９２４年、中国・大連生まれ。東京大学東洋史学科卒業後、長く都立町田高校などで世界史を教える。その後、和光大学と学習院大学で歴史教育や外国史を教えた。２０００年没（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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のん＠絵本童話専門
2
中国の宗教の歴史を学んでとても面白かったので、中国史を学んでみたいと思い読んだ一冊。2000年前後、大体天安門事件くらいまでで終わっており、現代史が少ないためそこは他の本を読む必要あり。この本の良さはエピソード重視で興味が沸きやすく楽しく読めるところ。その分、歴史を流れで捉えるのには不向きで、ぶつ切りでいきなり年代が飛ぶ印象がある。楽しくはなくても年表のように追える本を併用すると良い。私は『すぐわかる中国の歴史』東京美術 を読んだ。2024/10/23
