内容説明
麻雀大会の段取りを考え巡らしているわくわくさで、読んでみるべき絵本を選び出します。ハンカチーフにアイロンを掛ける快さのまま、改めて絵本を開きます。ちょっとなじんだホテルに泊まるようななつかしさで、絵本を再読、再々読します。ほんとうに、何の引っ掛かりもない、ひたすら愉しい作業です。
目次
ちへいせんのみえるところ
ジルベルトとかぜ
いちご
こんとあき
たのしいホッキーファミリー!
すてきな三にんぐみ
とらのゆめ
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
マエダ
33
五味太郎さんの独特な世界観を読んで欲しい。これついていけてるのか。。。2022/03/19
退院した雨巫女。
10
《私‐図書館》五味さんが、どんな絵本読むのか、気になって読む。読んでない作品が、まだまだあるので、頑張ろう。2012/09/23
EMiri
6
前作から10年経っているためか、会話が落ち着いています。「こんとあき」の“こん”とは?の考察は、五味氏の視点で読むと、新たなストーリーを発見できますし、アンゲラーの絵本も読みたくてウズウズしてきました。一つの絵本を読み解くのに、同じ著者を読み続けているからこそ見えてくる世界観があるんですね。2022/04/26
さいたまのたぬき
5
絵本の選択がご本人も裏表紙に 麻雀のメンツを集めているような・・・ と書いているように読んだら楽しいだろうなと 五味さんが思う本を集めたのがわかるような 内容の充実度です。 前作はどこかよし絵本をしっかり読んでやろう なんて気負いがちょっと感じられましたが 本作は五味さんの描く絵本のように どこかとぼけていい意味で良い加減な 仕上がり具合です。 読んでいるこちらもついその場にいるかのような 対談本。 2014/11/11
まはもめっさ
4
すげぇな、こんなに深く読み込んでるんだ・・・と感心したり驚いたり。あー、自分の読みは浅いなと嘆いたり。この感覚、どっかで味わったなと思ったら、ここでみなさんのコメントを見たときの感覚だわ。2010/09/04